LaLaを読みつつ、K2がかっこよすぎると思いました。前の子供みたいな純真な笑い方も好きでしたが、成長したK2は艶っぽくて深みがあります。ヘルムートと忍の方は、また急展開ですね。結局ヘルムートの聖典は忍だったんですね。憎しみの言葉がキーワードになるのって、ヘルムートにとってもすごくエグくないでしょうか。聖典に憎しみの言葉を与えてもらうために、ひたすら忍に憎まれようとしていた訳ですよね。それが本当だとしたら、これまでの理不尽な行いにも納得はいきますけど・・・。しかし、りなっていつの間に殺されてましたっけ。月刊誌だと話をどんどん忘れてしまいます。そういやコミックラッシュ買いました。烏月さんが爽やかでした。
真田一輝「落花流水 2」 武道っていいですよね。爽やかで。弓道なんか、本当に自分との戦いという感じで、そこにも憧れます。舞台設定を弓道部にしなくてもこの漫画は面白いと思いますが、きっと弓道という要素があるからこそ、作者も何某かのエネルギーを注ぎこめるのでしょう。 春夏秋冬で、主要メンバーは4人ですが、どの人たちも身近にいてくれると楽しそうです。水夏先輩は純粋にかっこいいですし、真冬先生も実害の及ばないところで色々やらかしてくれるのを眺めているのは楽しそうです。おっさんくさい春河とは悪友になれそうですし、秋穂はいじって遊んだらきっと面白いと思います。でも一番いいのは、こういう人たちが身近にいて、それを観察して楽しむことですね。 #
by mizuao
| 2007-04-26 16:55
| 本(外国人・その他)
授業でシューマン聞いてたらパピヨンを弾きたくなったのですが、楽譜を探すのが面倒くさくなってやめました。なんでサティのJe te veux、ベンさんの悲愴の第二楽章、ショパンのマズルカ、再びベンさんで熱情の第一楽章を弾いてみました。就活中は気晴らしにこの辺を弾いています。
前3つは癒し系ですね。マズルカも何曲もありますが、今日は一番好きな13番だけにしました。熱情は私の好みで後半暴走して叩きつけるように弾くので、非常によいストレス解消になります。 冴木忍「やさしさは風の調べ <卵王子>カイルロッドの苦難⑧」 そろそろ物語の本流にあたる設定が明かされてきて面白いです。この前の巻からでてきてましたが、この巻を読んで、ようやくイルダーナフの苦労を理解する気になりました。単に好き勝手やって生きてたのかと思ったら、若いうちから大変な苦労を背負うはめになってたんですか。それでも逃げ出さないで、こつこつと対策を立てて回ったイルダーナフは偉いです。世界が滅びかけた時は、こういう責任感のあるすごい人が勝手に頑張ってくれるとたいそう助かります。 #
by mizuao
| 2007-04-25 23:21
| 本(著者サ行)
ピーター・メイル「贅沢の探求」
高校の時から多分十回程度は読み直したんじゃないでしょうか。この前久々に読み返しました。庶民の愛読書です。 筆者がひたすら贅沢三昧をし(経費で)、その体験レポートをしています。南仏プロヴァンスと同じ人なんですが、ユーモアがきいていて面白いです。 キャビアにトリュフ、シャンペンにスコッチ。食べ物系のレポートは読む度に生唾が出ますね。食べ物の描写はもちろん、その周辺情報についてまで、詳細に教えてくれます。 食べ物系以外にも、高級靴屋や洋服屋、帽子屋などの話も出てきます。仕事に誇りを持っている職人さんたちに感心します。 More #
by mizuao
| 2007-04-23 23:02
| 本(外国人・その他)
京都旅行備忘録 二日目
ホテルで朝食→嵐電→竜安寺→仁和寺→広隆寺→嵐山→甘味処→天竜寺→南禅寺→河原町→錦市場→京都駅 ざっとこんなもんだったかな。一日フルに詰め込んだので、記憶がごちゃごちゃです。それぞれのお寺さんの庭を見てきましたが、一つ一つ違っていて面白いですね。竜安寺の石庭は少々私には難しかったので、普通に見てて和める庭園の方が好きです。 あと帰りの電車の中で食べた、鯖寿司、たこ入りいなり寿司、だし巻き卵が最高でした。どれも錦市場で買い込んだものだったんですが、特にだし巻き卵のおいしさに感動しました。父の作る、自称関西風だし巻き卵しか食べたことがなかったので、スポンジ状の卵の凝固物から水が染み出てくる食べ物だと誤解してました。卵に対する冒涜だと思ってたんですが、本物はおいしかったんですね。ほどよくふわふわで、だしがきいてて・・・、是非また食べに行きたいです。 冴木忍「微笑みはかろやかに <卵王子>カイルロッドの苦難⑦」 今回は比較的悲劇分がおとなしめだったと思います。特に主要な登場人物も死ななかったし。ミランシャを騙った敵くらいでしょうか。偉い魔法使いらしい、チマチマしたのにいじられてる王子が楽しかったです。いつまで経っても威厳のかけらも出てこない王子が素敵です。 #
by mizuao
| 2007-04-23 11:47
| 本(著者サ行)
先週の週末、面接がてら、一泊二日の京都旅行をしてきました。伏見稲荷では雰囲気に酔って神隠しに遭いたい願い、いもぼうを食べつつニヤニヤし、夜の高台寺では、池に映る木の影のあまりの美しさに、今飛び込んだらあっちの世界に通じているのではないかと迷いました。これが一日目。
面接に行きつつも、結構観光できたので満足です。 山田正紀、恩田陸「読書会」 二方とも、私の大好きな作家さん。特に恩田さんには一時期すごく嵌っていて、、ここ半年ぐらいの新刊は読んでないですが、それ以外は、ほぼ全部の作品を読んでるとは思います。山田正紀さんは「マジック・オペラ」「ミステリ・オペラ」「天正マクベス」を読んだ覚えがあります。元々「神狩り」を読もうと思ったのが図書館になくて、「マジック・オペラ」に行ってしまったんですよね。今回この本を読んで、あらためて「神狩り」を読んでみたいと思いました。 本書は題名どおり、山田正紀さんと恩田さん、その他ゲストによる本トークです。やはり自分より経験豊富で、読書量も多くて、頭の良い人の話を聞くのは面白いです。色々な作品(ほぼ全てSFですが)について、それぞれの持論を交えて語り合ってくれてます。 いくつも印象的だった話があるのですが、まず恩田さんが「夏への扉」よりフィニィの方が好き・・というのにとても納得しました。恩田さんもよくキーワードとして郷愁が出てくる方ですが、確かにそしたらフィニィの方が好きですよね。フィニィの作品も、甘ったるい寂しさというか、そういったものを感じます。他に私が知っている中で、フィニィ好きの作家さんは、新城カズマさんに、内田善美さんですね。この方々の作品は、共通する色をもっていると思います。 あと「家畜人ヤプー」が紹介されていたんですが、これも今度是非読んでみなければと思いました。皆様方は、これは本人が自分が楽しむために書いた作品である、といったような分析をしてました。文章に癖はありそうですけど、話の設定が聞いているだけでも面白そうです。 それとどっかに、自分が世界に拒絶されていると自覚する人がSFを読む・・・といったようなのが書いてあって、笑いました。私の周りだけだとサンプル数が少ないですけど、かなり当たってそうだと思います。 #
by mizuao
| 2007-04-22 23:01
| 本(外国人・その他)
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