昨日も朝からモンハンをやり続けてました。モンハン自体は知識はほとんどなかったのですが、FF11に結構システム似てますよね。多分。あれも街で料理食べてステータス上げてからボス戦に挑むとかそんな仕様もあったはず。FF11なら高校の頃ゲーム雑誌の攻略記事を1年ほど読み続けてエアプレイしてた実績があるので、モンハンもなんとなくこんな感じでいいんだろうという適当さでプレイしてます。おかげで、Aボタンでも攻撃できることに気付かず、ひたすらリモコン振り回し続けてました。そりゃ手首も疲れますよね。
おとこぎがアホすぎて最高です。過去に見たことのある四月⑨企画の中で、一番斜め上で笑ったかもしれません。ひどすぎる。しかも全部レスリングな感じのあれかと思いきや、女性の執筆陣(推定)のガチっぷりに、うっかり違う方向に目覚めそうです。 飛浩隆「象られた力」 標題作含む中編4編。ラギッド・ガールの素晴らしさを何度か人に語りつつ、実はまだこれを読んだことがありませんでした。 「デュオ」は音楽が絡んだ殺人。去年読んでたスタージョンの中編にもどろどろした音楽系の話があったのを思い出します。最後のどんでん返しにやられました。 「呪界のほとり」は龍がワープ移動の手段ということで、始めパーンの竜騎士シリーズを思い出しました。飄々としたじいさんと生真面目な主人公の会話が笑えます。この方の話ってあまり笑い所はないんですが、文化人類学的お人よしが、地味につぼに入りました。水寄せとか鯨とか、結構廃園の原型がここにある気がします。 「夜と泥の」。一番圧巻されたのは標題作でしたが、好きなのはこれです。人類がそこかしこの星を地球化し、遍く宇宙に広がっている未来。ある辺境の惑星でテラフォーミングのために解き放たれた分子機械が、人間の気づかないうちに惑星の意志に乗っ取られているというもの。その星では死んでしまった少女が年に一度機械によって再現されているのですが、その情景描写がとても美しいです。真夜中の沼地で、一晩限りの死んだ少女を中心に有象無象が群がっている様子を想像するとぞくぞくします。司政官シリーズの中編とか、竹宮さんの「ジルベスターの星から」以来、惑星の見せる夢というものに憧れます。
by mizuao
| 2010-04-04 23:43
| 本(著者タ行)
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