加納朋子「ななつのこ」

朝学校に行く途中、荷物が重いからと図書館にハードカバー一冊を返し、ハードカバー二冊を借りる。自分でもアホだと思いますよ。でも予約するかどうか迷っていた本で、さらに明日来た時にはもうないかも知れない一冊です。これが借りずにいられるでしょうか?いや、いられまい。
この結果、辞書、柔道着、袴、ハードカバー二冊プラス木刀で駅から徒歩二十分の道場に行かねばなりません。前も数回このパターンやってすごく懲りたはずですが、のどもと過ぎれば暑さ忘れるとは良く言ったものです。

加納朋子「ななつのこ」
今日借りた「てるてるあした」はこのシリーズの最新作。「ななつのこ」はこの著者のデビュー作だった気がします。この「ななつのこ」を読み次に「ガラスの麒麟」を読んだ時点で、完全にこの人のファンになりました。ガラスの麒麟なんて人死にも出てるのに、なんて透明で優しい物語なんだろうと思ってしまいます。
女子大生駒子を語り手としてこの話は進んでいきます。身近な些細な事件が解決されていくその鮮やかな手法はもちろん、駒子の感じることに同じ世代として共感させられてしまう作者の心理描写が素敵です。「ガラスの麒麟」の中に、私にもあなたと同じことを感じていた時代があった、みたいな感じの言葉があり、これを聞くと加納朋子さん自体がとても繊細で多感な少女であったんだろうと想像してしまいます。そして今はきっとあやめさんのような素敵な方であろうと。
この話に出てくる人たちは皆別々の個性を持ちながらも、他人のことも自分のことも考えられる人たちばかりで憧れてしまいます。
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# by mizuao | 2005-09-27 12:49 | 本(著者カ行)

田中芳樹「アルスラーン戦記11」

予定外に授業が早く終わって、空き時間ができてしまいました。テスト返しだったんですが、かろうじて9割いってました。これで後期多少悪くても安心です。

田中芳樹「アルスラーン戦記11」
今年中に出るはずないと思っていたら、出てしまいましたねぇ。作者が作者ですから、また忘れているかと思いました。
10巻からの新キャラクターであるレイラがカンナさんを思い起こさせられ気に入っていたんですが、残念な結果となってしまいました。背ぇ高くてがたい良くて、性格が明るくてさばさばしている。これも私の憧れのタイプです。ですが、この巻頭のイラストは何でしょうか。もしや、この棒を振り回している筋肉質な青年はレイラでしょうか。この方のイラストは好きですが、レイラは私の頭の中ではカンナさんとダブっているので、もう少し女性らしい体型をして下さってい方が良かったです。
11巻全体としては、同時並行で起きていることを場所ごとに繋げた感じです。ただでさえ、国名が多くて、登場人物も多いですから、いちいち地図見ないと関係が思い出せないのが難点です。いや、私の物覚えが悪いのが原因なのは分かってますが。話がそこら中に広がりすぎて、それぞれの内容が薄くなっているかと思ったんですが、それなりに事件が発生してます。同じ腕輪を持つパルス出身三人娘の正体も気になりますし、来年には無事に新刊が発売されることを願ってます。
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# by mizuao | 2005-09-26 14:13 | 本(著者タ行)

村山 由佳 「天使の卵」

学校が始まって更新再開です。
ああでも、この期間中に読んだ本忘れたなぁ…

兄貴に借りて読んだ本。ジャンプの広告にこの人の本が載っていたので、昔から気になっていた一冊です。読んでみて、村上春樹とか、オースターとかが好きな兄が買ってくるのが納得しました。
つまりは、面白いけど私の趣味に合わなかったと。たまには純愛ものを読むのもいいかもしれないと思って読んだけど、鬱屈した少年or青年がうじうじとしている話が正直苦手です。ここにSFとかファンタジーとか他の要素が加われば良いけど、基本的に恋愛中心で進められる話な以上、それを期待してもなんだし。
でも、この人の文章自体は割りと好きなタイプだったんで、今後恋愛以外のジャンルを書いてくれたらまた読もうと思います。
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# by mizuao | 2005-09-26 12:41 | 本(著者マ行)

サークル疲れ

一昨日、昨日とサークルに行ってました。この暑い中行くだけでも辛いのに、胴着に袴とか最悪です。袴の中に熱がこもってサウナ効果となってます。胴着は使うたび洗濯してるので良いですが、袴はめったに洗濯できないんで、絶対すごい汗吸ってると思います。

橘祐「ガッチャガチャ」1,2
自ら不幸のどん底へ突き進むヒロイン。美少女の皮をかぶったオッサンで悪魔。この二人は強いヒロインが流行る中でも結構最強な組み合わせではないかと思います。精神的にも肉体的にも打たれ強すぎな人たちです。
特に素子さんケンカ強すぎです。見習いたいところです。
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# by mizuao | 2005-08-07 11:23 | 漫画

暑い

昨日の散歩のせいで筋肉痛にでもなるかと思ったら、かろうじて回避しました。ですが、そろそろ筋肉痛が二日後に来るようになりつつあるので、安心はできません。

高里椎奈「悪魔と詐欺師 薬屋探偵妖綺談」
はじめ単発の事件に関わっているだけかと思ったら、一つにつながりましたね。基本的に真っ当なミステリからは外れず、所々に人外のものが関わってくるというスタイルが好きです。不可思議な事件を起こしておいて、全てを超常現象のせいにして投げっ放しにするような話は嫌いなので。初めからファンタジーとして読んでる時には関係ないことですが。
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# by mizuao | 2005-08-04 14:27 | 本(著者タ行)

江ノ島へ

朝八時に家を出て、海まで歩いてみました。通っていた高校・小学校・幼稚園を経由して、大船から江ノ島まで二時間半程かかりました。長年使っていた湘南モノレールの下を歩いていったんですが、山あり谷ありのコースで疲れました。

アン・マキャフリイ「パーンの竜騎士9 竜とイルカたち」
定期的に糸胞の脅威にさらされ、中世レベルの生活を送っていた惑星パーン。アイヴァスの発見で文明が一気に進みますが、今回はイルカとの交流が主でほのぼのとした話でした。
しゃべるイルカの愛嬌ある姿にほのぼのします。あの惑星で一番可愛げのない生物は人間じゃないかと思います。

田中芳樹「アルスラーン戦記9・10」
ファランギースの過去が少し明かされました。ファランギースも苦労してたんですねぇ。
世間の些事から超越したところにいるような感じがするので、男を更生するのに苦労しているイメージが浮かびません。
11巻は2005年刊行予定とありましたが、本当に今年中に出るのでしょうか?
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# by mizuao | 2005-08-03 20:00 | 本(外国人・その他)

夏休みはいいなぁ

今日は家でゴロゴロと。

甲田学人「Missing13 神降ろしの物語・完結編」
ついにシリーズ完結。何とか無理やり13巻に収めたなというような終わり方でした。13というのはこの物語にふさわしい数字ですが・・・。最後に魔王様とあやめが出てくるのが微妙にわざとらしいと思いましたが、詠子さんの野望も阻止できて良かったです。
「怪異は物語を通して感染する」という、このシリーズ独特の設定が好きで、民俗学にものめり込みました。シリーズ完結はさびしいですが、途中で崩壊するかと思っていた話だけに最後までたどり着いてほっとしました。
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# by mizuao | 2005-08-02 14:49 | 本(著者カ行)

とりあえず

色々デザイン弄らなければと思いつつ、しばらくこのままだろなぁとか。
わざわざ一時間半かけて、大学近くの図書館に行ったら、休館日。せっかく大学まできたから、ついでにブログを作ろうとか思い立ちました。

ロバート・J・ソウヤー「ヒューマン-人類-」
ジャンルはSF。パラレルワールドであるもう一つの地球では、ホモ・サピエンスではなくネアンデルタールが繁栄していた…という話です。ネアンデルタールの物理学者ポンターが偶然こちらの地球に来てしまったのが、前作の「ホミニッド-原人-」で、今作ではもっと積極的に、双方の交流が行われています。ネアンデルタールとこちら側の人類とで、発達している科学技術に差があるのが楽しいです。
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# by mizuao | 2005-08-01 12:38 | 本(外国人・その他)