森島明子「レンアイ(ハート)女子課 1」

 今朝の夢は至福でした。

 久々に稽古に遊びに行ったという設定で、道場でみんなと一緒に柔軟体操をしています。
 そこに、一人遅れて入ってきた人がいて、そのまま自分の背後に座ったようでした。

 今日は全体に人口密度が高いにしても、ちょっとこっちに寄りすぎじゃないかなーと、前の壁につけられた鏡に目をやると、なんと後ろにいるのはフェイトさんではありませんか。フェイトさんですよ?
 しかしここで、ヒャッハッフェイトさんキター、袴ちょうおにあいです、と奇声をあげることもなく、私はごく自然に鏡の中のフェイトさんの瞳を覗きこみました。
 向こうもすぐこちらに気付いて微笑み返してくれます。やべぇ。超甘い。
 胸の内からじんわりと暖かいものが込み上げてきて、幸せオーラだだ漏れです。
 そしてふと視線を戻すと、鏡に映る自分の姿はいつのまにか、なのはさんに………。ミラクル入りました。今朝目覚めた時から、私は早苗さん信者です。

 その後、準備体操の続きでぐーっと後ろに背をそらしてバランス崩しかけた時とか、フェイトさんが後ろからハグですよ? 肩から包み込んでくれたぬくもりを思い出すと、ぞくぞくしてきます。夢の中ではすごく穏やかな気持ちになれたんですけどね。

 もう自分の終末気味な心理状態について、分析という名のフォローをするのは放棄します。だがしかしこれだけは主張したい。目を合わせるのが鏡越しなあたり、我ながら実に奥ゆかしくて芸の細かい夢でした。

森島明子「レンアイ(ハート)女子課 1」
 OL百合と言えばこの方、森島先生によるオムニバス。かわいい女の子、かっこいお姉さま、色々咲き乱れています。
 熟年友達で恋に目覚めるのもよかったのですが、猛禽女子が彼女ありの子にアプローチしまくる話が気に入りました。彼女持ちの子の中性的な美少女具合が好きです。お人よしで誠実で見た目よし。幸薄くて儚げな感じがするので、逞しい猛禽の子と一緒だと安心します。強制的に幸せにしてくれそうです。
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# by mizuao | 2010-11-02 23:03 | 漫画

林家志弦「はやて×ブレード 13」

 おにこwww
 あまり挑発してくれるなと思いつつ、後ろ向きに前向きな発想で大好きです。

林家志弦「はやて×ブレード 13」

 裏表紙のポニテ綾那がおしゃれすぎて何が起きたかと思ったら、やはりじゅんじゅんの差し金だったのですね。あの類いまれなセンスのジャージ着た綾那も見てみたかった気もしますが。
 今回は剣待生たちの私服が見れて、にやにやし続けました。みんな個性出てますよね。いのりんのフェミニンな髪形と服装に心奪われました。いいお姉さんすぎます。気苦労多そうですが、あの妹さんのポジションになりたいです。
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# by mizuao | 2010-10-30 12:48 | 漫画

丸子かおり「AR<拡張現実>入門」

 SFマガジンを読んでいたら、知らぬ間に池澤春菜さんの連載が始まっているではないですか。つい最近池澤夏樹さんがお父さんだったことを知って驚いてましたが、Wikiによるとご本人もたいそうな読書家だそうで…。「本の雑誌」にも連載を持たれてるようです。だがしかし、あの麗しい
外見とSF者というのが合致しません。女性のSF好きというと、自分の同類というか早川さんのイメージになってしまうのですよね。まあ何にしろ、青背が何百冊という池澤さんに対する好感度が上がりました。

丸子かおり「AR<拡張現実>入門」
 この前読んでたARの本に比べて、確かに入門でした。あっちはインタビュー集のようなものだったので、こっちの分かりやすくまとめてあるものを読むと、ジャーナリストという職業のありがたみが分かります。
 紹介されているARのサービスを見て、面白そうだなという意味で使ってみたいものは数多あれど、自分自身がARを使える端末がないもんで、どうにもまだ身近な技術という感じがしません。職場のレイアウト変更計画を立ててる時に、仮想の家具を現実に重ね合わせるというARが普及してないのを呪いたくなりました。IKEAのを是非実際に使ってみたいものです。
 今あるサービスはまだまだ黎明期の試行錯誤で、これから技術が一般化するにつで、誰かがなにか画期的なアイデアを思いつくでしょう。
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# by mizuao | 2010-10-25 19:13 | 本(著者マ行)

森田季節「不動カリンは一切動ぜず」

 久々にまっとうな海が見たくなって、逗子から江ノ島まで4時間ほど歩いてきました。海岸線に出た時のような、目の前が一気に開ける爽快感は日常ではなかなか味わえません。砂浜があるところはできるだけ波打ち際を歩く、という目標のもと、波と追いかけっこして遊びながら歩いてました。いい歳して、実に恥ずかしい光景です。
 こういう暇なことをしてるのは私ぐらいかな、と思いきや、同年代の女性の独り歩き、二人連れと結構すれ違いました。歩く目的らしき若い人は、かえって男性の方が少なかった気がします。まあ、私の視界に入らなかった、視界に入ってもそこに焦点が結ばれなかった、脳が視神経からの伝達を無視した、などなどの可能性も大きいですが。
 しかし、最近山やら海やらで若い女性に会うと、みなさん、たいへんおされでカラフルな服装をされています。そういう集団のことを山ガールというそうですね。
 いつだったか、職場で
先輩「休みの日とか何してるの?」
私「気が向いたら山に歩きに行きます。」
先輩「知ってるー。そういのって、山ガールとかいうのよね。」
私「いやぁ。山ガールっていうのは、スカートとかウェアとか、すごいお洒落な人たちのことを指すんだと思いますよ。私みたいに薄汚れたジーンズにTシャツひっかけてるのは違います。」
先輩「じゃあ、××さんみたいなのは、なんていうのかしら。……やまおんな?」
私「………」
先輩「………」

というような、話をしました。私「………」の間に、私「………(山男に対して、山女。私に対して、実に的確な表現ではないか。いや、でも山男の反対って、どっちかというと山姥?そういや、やまおんなと言えば、そんなドラマあったなぁ。だがしかし、あれは私と正反対の身体的特徴を兼ね備えていたはず。)」と思考がどこかに飛んでいき、先輩は私の無言を怒りのためと誤解したのか、微妙な空気を生み出してしまったのを思い出します。

森田季節「不動カリンは一切動ぜず」
 ジャケットが目にとまり、あらすじの「大人世界の不条理にあらがう少女たちの絆を描く…」という部分で購入決定。期待通りの話でした。
 ハヤカワJAなので、基本はSFです。他人と性行為をすると死に至る、というウイルスが蔓延した社会で、通常子供たちは人口受精の上、試験管ベイビーとして生まれてきます。ところが、例外的に胎内に宿され、親の腹から生まれてくる子供がいます。その子たちは戸籍上「腹子」と別扱いされ、正当な人権は認められず、親の性的なドレイとなるよう運命づけられています。
 冒頭からいきなりそういう境遇の子が出てきて、衝撃的でした。とはいえ、主人公が飄々と、周りの大人たちもバカっぽいので、あまりどろどろしい感じにはなりません。人権やら新興宗教やら、扱う話は結構シリアスなのに、それを気にせず一気に読めたのは、メイン二人のキャラが気に入ったからでしょうね。気が弱いという設定の主人公に対してまで、敬語で話す友人がかわいくてしょうがありません。成長した主人公がさらわれた友人を助けにいく、という最後の場面は文字通り神懸ってました。
 あと舞台が神戸なのですけど、作者はハルヒが大好きなのですね。六甲山には古くから霊場があって、という例示をいくつか並べたラストに、さりげなくハルヒ教を混ぜ込まれていて笑いました。
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# by mizuao | 2010-10-18 23:42 | 本(著者マ行)

フランク・ヴェスターマン「エル・ネグロと僕」

 マクロスFの映画のブルーレイを買いました。劇場で見るほどではないですが、戦場×LIVEは迫力があります。どっちも魅せるべきは音と光なので、相性がいいのでしょう。

フランク・ヴェスターマン「エル・ネグロと僕」
 ジャーナリストの著者による、エル・ネグロをめぐるルポルタージュ。学生時代にたまたま訪れた町の博物館で黒人の剥製エル・ネグロと遭遇し、その後ライフワークとなったエル・ネグロ取材の様子と、第三世界での開発援助に対する見聞が交互に書かれています。
 開発援助は結局文化帝国主義につながっているのではないか、とか、なぜカタルーニャ人が頑なにエル・ネグロをアフリカに引き渡すことを拒んだのか、とか答えそのものというより、考える材料がたくさん提供されていて、作者と一緒に彷徨できます。
 他にも人類学的な人体標本はたくさんある訳で、なぜ世界はエル・ネグロに対してそんなに過敏に反応したんでしょうね。アナン事務総長まで口出ししたようですし、世界的に非難轟々だったようです。
 作中にも書かれてるように、中国の偉人とか西欧の偉人は、万人の目に触れるところに死体をさらされています。それは敬意が払われているからアリなのでしょうか。観光客として見に行った私にとっては、完全に単なる見世物でしたけれども。
 そういや大学の時、人体の不思議展?だったか、犯罪者の死体を輪切りにした標本がズラーっと並んだ展示を見に行ったことがありますが、あれも実に悪趣味でした。私含め、学術的興味というより、怖いもの見たさで来ている人の方が多かったですよね。
 本人や遺族の許可なく墓あばきをして、勝手に遺体を加工して持ち去ったという点に問題を見出すなら、エジプトのミイラとかアイスマンも、とっとと埋葬した方がいいかと思います。
 まあ私も、アメリカの博物館とかに、「ジパングのサル」とかいって日本人の剥製が飾られてたら腹が立つと思うので、やっぱり人種問題が絡んでるのがややこしくなった原因なんですよね。
 
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# by mizuao | 2010-10-10 09:52 | 本(外国人・その他)

山本弘「アリスへの決別」

 「Project ラブプラス for Nintendo 3DS」……。任天堂はわたしたちをいったいどこへ連れて行くつもりなんでしょう。3Dとか別にねぇ。ゲーム性とあんまり関係なさそうだしぃ。とか斜に構えてたんですが、これはずるい。プロモ見る限りAR的な要素も入ってそうなんですが、本当にできるのかどうか。というかどうやら、マーカー使用前提とはいえ、既に公式でそういうサービスがあるのですね。

 そして友人と東方のアレンジの話をしていたので、布教を兼ねて好きな曲を記録。
 R.O.D. Read or Die。ではなくて、Romantic Old Dream。曲名通り、郷愁ただよう爽やかな一曲。原曲のRomantic Childrenは重厚ですが、これは軽快です。やっぱりマリアリ曲なんですかね。木陰で本をめくるアリスさんを想像すると幸せになれますが、うっかり歌詞を考えてしまうと切なくてたまらなくなります。
 歌ってるのはガゼルさんです。こういう透明感がある声質は大好きです。同じくガゼルさんのAfter the rainも癒されました。風のEx道中のウキウキ感を残しつつ、しっとりとしています。
 Under the Quiet Moon - The Girl From Fantasy。確か、東方andボサノバとかで検索したら、ひっかかったのがこれ。だいたいどれも誰の原曲かというところまで考えて聞くのですが、これはそれとは切り離して好きです。ふた月ほど毎朝出勤時聞き続けるぐらい惚れた曲ですが、発熱巫女~ずというネタじみたサークル名で引いて、これしか聞いてなかったんですよね。一年半近く。もったいないことをしました。最近買ったLotus loveもよく聞いてます。

山本弘「アリスへの決別」
 時事風刺ネタを交えた短編集ですが、やはり標題作が一番インパクトがありました。キャロルが少女を紳士的に愛でている描写が続くので、こういう趣味ってのは実は高潔なものなんだよ、という主張かと思いきや、もうひとひねりありました。児童ポルノ禁止とかとか非実在青少年規制とかが行き過ぎると、どうなってしまうかの一例ですね。
 同じく「リトルガールふたたび」も、ネットで見たことをなんでも信じて、それが全てだと思ってしまう人たちの暴走が描かれています。ネットというのは開かれているようでいて、他のメディア以上に閉鎖的な側面もあります。ある特定の分野を見てる人の傾向は、結局似たようなものになりますしね。となると、そのコミュニティ内の優勢意見と世間の総意をはき違えてしまう人も出てくる訳です。そういう人たちがノリと勢いで文明レベルを下げていく様が、本当にありそうで面白いのです。そしてその反動の管理社会が素敵な世界に見えてしまいます。
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# by mizuao | 2010-09-30 23:13 | 本(著者ヤ行)

アサウラ「ベン・トー 6」

 さて、3、4日ほどAKBの情報を漁っていた結果、順調に10人ほど顔と名前が一致するようになりました。現実の人名を覚えることに関する私の致命的なまでの馬鹿さ加減からいくと、これは脅威です。
 当初、顔ならば小嶋さん渡辺さんと思ってたんですが、大島さん小嶋さん高橋さんという感じで落ち着きそうです。大島さんはあの親父っぽそうな性格が好きです。あと眉毛がハの字になっている時に色気を感じます。小嶋さんは体型が素敵ですね。すらっとして。ある程度身長がある方が生かされる服装があると思うのです。ブーツとか。高橋さんは男前な性格をしてそうなあたりでしょうか。ちまっとしている子が元気に頑張っている姿は大好きです。

アサウラ「ベン・トー 6」
 今回の新キャラ、茉莉花によってロリ成分が補強されました。凡ヲタから極右派腐女子まで、幅広い需要に応えてくれるベン・トーです。今回は白梅様もかなり登場してくださって、佐藤を痛めつけてくれました。痛めつけられた後の佐藤が、一人称の地の文でナチュラルに白梅様呼びしてるあたり、芸が細かいです。
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# by mizuao | 2010-09-28 22:31 | 本(著者ア行)

道尾秀介「向日葵の咲かない夏」

 先日買ったゲームのEDをとりあえず一つ見ました。友人に感想を教えろと言われましたが、ネタばれになるので控えます。とりあえず主人公が思ったとおり素敵でした。黒の長髪にセーラー服。変化後の姿はちょっと禍々しいですけど。今のところ、冷酷な化け物:優しい姉様=7:3ぐらいな感じなので、もう少し母性が増してくださると、より私の好みに近くなります。

 そしてこの後に及んで、AKB48に興味を持ちつつあります。
 元々全然知らなかったのですよ。一人も名前知らないし、曲名も知りませんでした。ところがこの前の旅行で、小学生の頃から既にセガ派を自認していた所々偏った友人が、AKBを全力で推してきたのです。私はジャンル的に隣接というか、聖地が同じなので別に構わなかったのですが、他の2人が反応に困ってましたね。
 まあそれで、友人が好きだと言っていた子はどの子かなーと調べるついでに、メンバー全員の顔写真を眺めつつ、小嶋さんという子と渡辺さんという子が顔は好みだなと思いつつ、ヘビロテのPVを繰り返し観賞するうちに2時間経過していたあたりで負けを認めました。
 三次元もいいですよね。女の子女の子したセットの中で友愛を育むメンバー達。商業的に作られたものであることは重々承知しているのですが、それでもそこには私の西方浄土が顕現しています。ありがたや、ありがたや。思わずモニターに手を合わせてしまうような神々しさでした。
 しかし普通は「二次が嫁」というと白い目で見られるところですが、私の分野に関しては、三次元で昂ぶる方が業が深い気がします。この背徳感がたまらなくなる時がくるのだな、と。
 

道尾秀介「向日葵の咲かない夏」
 この前九州に行った時に、空港で調達した一冊。早川か創元のつもりだったんですが、残念ながら羽田の小さな本屋では置いてないようです。
 話題になっていたミステリーだったので、ちょっと期待が大きすぎたかなと思いました。ラストの落ち含めて十分楽しめましたが、こういうのはもう食傷気味だぜ、という気分です。
 うっかり首つりした友人の死体も目撃してしまった少年が、事件解決を目指して探偵ごっこをするという、まあそこまで妙な話ではないんですがね。狂っているのはいったい誰、というところを楽しむべき話でした。
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# by mizuao | 2010-09-24 23:26 | 本(著者マ行)

日経コミュニケーション編「ARのすべて」

 親がここ二週間ほど中欧に行ってきていたのですが、その間に取ってきた15時間に及ぶビデオを見せられ続けています。アウトバーンを200キロ近くで走っているようなんですが、ドイツの北の方ってどこまでも平らですよね。世界地図とかで見ててもやたらと黄緑色に塗られる平地部分が多かった覚えはありますが、丘一つない感じです。そこで家畜が放し飼いにされています。日本の感覚だと、そういう土地は人間様が住むところなんですけどね。

日経コミュニケーション編「ARのすべて」
 拡張現実。夏前ぐらいに寧々さんに関するARもどきの動画が上げられてましたけど、あれは実に素敵でしたよね。オチ部分は無理として、デバイス越しに嫁を現実にオーバーレイさせる、というのが実際にできるようになるまで、あとどのくらいかかるのでしょうか。まさにリアル電脳メガネです。この本の中でもクリッカブル・ワールドという言葉が出てましたが、ラギッドガールしかり、どうもまだARはSFというか近未来の技術という印象を持ってしまいます。
 この本の中で紹介されているARの実用例を見ていると、まだいまいちぱっとしない感じがします。セカイカメラは初めて知った時はすごいとは思ったんですが、空間がゴミのようなタグで埋め尽くされるだけのような気がしてなりません。ロボット型検索エンジンも、表示順で上位に上がってこようとするエロサイトとのいたちごっこの末に進化したというような話も聞いたことがありますし、まあやってるうちになんとかなるのかも知れません。
 この本を読んだ印象だと、ARそのものの技術どうこうというより、まだ発想が追い付いていない感じですよね。もはやなくなってしまった建物を遺跡の上に再現、とかすごいとは思いますが、どうも局所的というか喜ぶのは内輪だけという感じがします。地図替わりに使うというのも、地図の方が使い勝手はいいような気がします。ゲームの中で、矢印でプレイヤーキャラの向かうべき方向が指示
されることがありますが、あれってかえって迷うような気がするんですよね。まあARがもっと一般的になれば色々思いつく人も出てくるのでしょう。 
 
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# by mizuao | 2010-09-18 21:00 | 本(著者ナ行)

菊池誠「科学と神秘のあいだ」

 学生時代の友人たちと旅行に行ってきました。2泊3日でひたすら温泉めぐり。日頃お湯につかってじっとしてられるのは3分間程度なので温泉三昧とか絶対退屈だと思いきや、わいわいぎゃーぎゃー楽しめました。貸切の露天風呂がある旅館は初めてでしたが、よそ様が入ってこないと思うと自然に寛げます。星を眺めたり、朝の光を浴びながら入るお風呂も実にいいものです。
 ただやはりというか、筋肉を落とすのが間に合わなかったのが誤算でした。風呂行く前から、腹触りあって、なにこれ、かたっ、とか馬鹿にされてたのですが、風呂入ってる間も数分おきにその手のネタでからかわれます。風呂上がり浴衣で髪乾かしてたら、色っぽいと言われ、まず滅多に言われない形容詞に???となってたら男の色気だけどねと笑われました。背中広いとか、女性相手だと誉め言葉ではありませんし、力こぶとかほっといてください。なんだか久しぶりにこの手のネタで弄られ、学生時代に戻ったような気分でした。

菊池誠「科学と神秘のあいだ」
 科学やらニセ科学やらのネタを元に、科学的思考とは何かを語るエッセイ。陰謀論やらEM菌やら、一見科学的根拠があるように見えるものに騙されてはいかんよ、という話が延々続きます。この方の論拠にちょっと釈然としない部分もありつつも、ためになりました。中高生に読んで欲しい感じの一冊です。
 しばらく前にホメオパシーについて新聞で取り沙汰されていて、こんなの信じて大事な人を死に追いやってしまうんだなぁと唖然とした覚えがありますし、一見科学的、というものにいかに踊らされるかよく分かります。我が身を振り返っても、心当たる点はあります。もっともらしい話を聞いた時に、ちゃんと疑うことが大切なのでしょう。占いとかスピリチュアルとか、あからさまな胡散臭さを放ってるものよりも、中途半端に科学を語っているものの方が怖いですよね。そういうバラエティ番組も多い気がしますが。
 とは言え、著者の言うとおり、空想と科学は両立するもの。ちゃんと絵空事は絵空事だと分かって楽しめれば問題はない訳です。壮大な嘘を、いかにほんとっぽく語るか、というのがSFの醍醐味ですし。要するに、情報を受け取る側が、それを正しく読み取れればいいのですよね。PCの使い方、とかだけじゃなくて、そこまで踏まえた情報リテラシー教育を期待したいものです。
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# by mizuao | 2010-09-13 00:09 | 本(著者カ行)