<   2010年 11月 ( 3 )   > この月の画像一覧

かずまおを「さよならフォークロア」

 ユリイカの10月号が阿倍吉俊さんの特集なことに気づいて、慌てて読みました。灰羽のDVDを計3つ購入した私に死角はない、と言いたいとこですが、リューシカリューシカの単行本を買い忘れています。しんどかった時期に読んで感動したものこそ印象に残るもので、灰羽は私にとって転換点の一つになっている作品です。
 罪の輪の話というか、灰羽のテーマは、他人に頼れ、助けてもらっている事に気づけ、他人の救いとなれ、ということだったと勝手に思っています。内容的にlainはリアルタイムで見てない分すごさが減じてしまったんだろなと思いましたが、灰羽は古くなるようなテーマではありません。悩める青少年にすすめて灰羽を語れる人を増やそうと常々狙ってきましたが、さすがに最近機会がないのが残念です。
 
かずまおを「さよならフォークロア」
 前作の「純粋アドレッセンス」はyhのレーベルの中で、2番目か3番目かに好きです。女子高校生と保健室の先生の禁断の恋が、もにょもにょと身をよじりたくなるようなじれったさがたまらない作品でした。大人な振りして実は弱いところもある先生が大好きです。もらった傷跡が消えるのが寂しくて、傷が治っても指に絆創膏巻き続けるとか、かわいらしすぎますよね。
 今回の「さよならフォークロア」は女子校の先輩と後輩。この学校には、”月曜日に女性に触れると、過去に心中した女生徒に呪われる”というフォークロアというかジンクス?があります。このジンクスを元に主人公たちが惚れた腫れたやる話ですが、ジンクスを真面目に信じる女子高生という設定に慣れるまでに時間がかかりました。あと前作の時も思いましたが、メイン二人に大変好感が持てるのに対して、サブの人物造型が極端なんですよね。主人公達の仲を裂こうとする先生というのが、いくら過去背負ってるにしろ、ちょっと短絡的すぎるのではないかと。「女子二人仲がいい」と「自殺」が直結するというのは、さすがにいい大人として無理があると思います。
[PR]
by mizuao | 2010-11-23 22:41 | 漫画

高田祟史「カンナ 戸隠の殺皆」

 戸隠に行ってきました。ちょうど新そばの季節で、香り高くこしのある蕎麦を堪能してきました。紅葉も綺麗でしたけど、そんなことより蕎麦がうまい。
 あとは戸隠神社の宝光社から奥社まで、往復制覇しました。登山靴で行ってよかったと思う4時間歩き通し。戸隠山を背後に、奥社から見下ろした山々は、夕日に照らされ、いっそう赤く黄色く、まさに秋、という光景でした。
 戸隠神社には、それぞれ天岩戸神話に所縁のある神々が祀られています。踊ったひととか、岩をぶん投げたひととか、そんな方々が。つまり何が言いたいかというと、中社の祭神がえーりんの元ネタの神様だったんですよね。賽銭を投げて、とっさに願い事が思いつかず、えーてるでもえりんげでも何でもいいからどうかお幸せに、と念じてしまいまいた。罰あたりにも程がある。願われた神様も何を言われたか分からず、リアクションに困ったことと思います。

高田祟史「カンナ 戸隠の殺皆」
 ガイドブックとこれで事前学習。カンナのシリーズは読んでなかったんですが、こっちは歴史ミステリー要素が6割ほどどこかへ飛んでいき、忍者大戦の話になっていました。
[PR]
by mizuao | 2010-11-08 14:22 | 本(著者タ行)

森島明子「レンアイ(ハート)女子課 1」

 今朝の夢は至福でした。

 久々に稽古に遊びに行ったという設定で、道場でみんなと一緒に柔軟体操をしています。
 そこに、一人遅れて入ってきた人がいて、そのまま自分の背後に座ったようでした。

 今日は全体に人口密度が高いにしても、ちょっとこっちに寄りすぎじゃないかなーと、前の壁につけられた鏡に目をやると、なんと後ろにいるのはフェイトさんではありませんか。フェイトさんですよ?
 しかしここで、ヒャッハッフェイトさんキター、袴ちょうおにあいです、と奇声をあげることもなく、私はごく自然に鏡の中のフェイトさんの瞳を覗きこみました。
 向こうもすぐこちらに気付いて微笑み返してくれます。やべぇ。超甘い。
 胸の内からじんわりと暖かいものが込み上げてきて、幸せオーラだだ漏れです。
 そしてふと視線を戻すと、鏡に映る自分の姿はいつのまにか、なのはさんに………。ミラクル入りました。今朝目覚めた時から、私は早苗さん信者です。

 その後、準備体操の続きでぐーっと後ろに背をそらしてバランス崩しかけた時とか、フェイトさんが後ろからハグですよ? 肩から包み込んでくれたぬくもりを思い出すと、ぞくぞくしてきます。夢の中ではすごく穏やかな気持ちになれたんですけどね。

 もう自分の終末気味な心理状態について、分析という名のフォローをするのは放棄します。だがしかしこれだけは主張したい。目を合わせるのが鏡越しなあたり、我ながら実に奥ゆかしくて芸の細かい夢でした。

森島明子「レンアイ(ハート)女子課 1」
 OL百合と言えばこの方、森島先生によるオムニバス。かわいい女の子、かっこいお姉さま、色々咲き乱れています。
 熟年友達で恋に目覚めるのもよかったのですが、猛禽女子が彼女ありの子にアプローチしまくる話が気に入りました。彼女持ちの子の中性的な美少女具合が好きです。お人よしで誠実で見た目よし。幸薄くて儚げな感じがするので、逞しい猛禽の子と一緒だと安心します。強制的に幸せにしてくれそうです。
[PR]
by mizuao | 2010-11-02 23:03 | 漫画