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都築真紀、藤真拓哉「魔法少女リリカルなのは Vivd 1」

 ヤマイお姉さまのトウキョウト・ロック・シティを聞いていて悶えました。ヤマイさんの声は素敵です。私の中で聖さまはこの声で再生されます。
 百合系のネタ曲歌っている頃に聞き始め、カンタレタで恋に落ちました。改めてカンタレタ聞き直すと、本当に歌うのがうまくなったと思います。情感たっぷりのフェロモン声なのは元々として、音程が安定したので安心して聞けます。

都築真紀、藤真拓哉「魔法少女リリカルなのは Vivd 1」
 後書き等によると、テレビの方のなのはとかに比べると、重くて痛い話は避けようという意図のもとに書かれているそうです。確かにR.O.D.の三姉妹な方の漫画のような雰囲気にほのぼのとします。
 設定はSの4年後で、主人公はヴィヴィオ。あとはナンバーズの人たちがメインで登場している感じ。なのはさんもフェイトさんも出番は少ないものも、一緒にお風呂に入る程度の仲の良さは維持してるようで一安心です。フェイトさん、ちゃんとヴィヴィにママ呼びされてるし、よかったですね。
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by mizuao | 2010-01-31 23:13 | 漫画

ルイス・サッカー「穴」

 さて、ここ半年ほど生きる希望としてきた、なのはの劇場版を見て参りました。ストーリーにたいして変更はないとはいえ、大画面大音量で見るとより感動します。始終わくわくしてるか、泣きそうになっているか、にやにやしているかで、大変満足度の高い映画でした。
 魔法少女もの核となる変身シーンに大興奮。なのはのバリジャケ装着シーンが、時間に限りのある映画とは思えない長さであり、衣装のキュートさ、レイハの立てる機械音のかっこよさ、未成熟なボディの奏でる魅力は私を捉えて離しません。フェイトちゃんの方が変身シーンは短かったとはいえ、手足の長さをアピールするような動きに、私の目尻が30度下がり、口角は45度くらい上がりました。実に淑女的なスマイルです。
 あとは、なのはの売りである戦闘シーンですね。ピンクと黄色の魔力光を放つ二人が、切っ先を交えたり魔力弾を放ったりしながら高速で空を駆けるシーンは、ドラゴンボールで育った世代としては垂涎ものです。目玉となるSLBも、劇場のみんなが一丸となった期待に応えて、笑いが止まらないほどの迫力でした。なのはさん、マジ外道。
 そして、なのフェイスキーとしても存分に満たされるものでした。お話聞かせてという度重なるなのはの狂おしい叫び、なのはに手を上げるフェイトの切なく逸らされる視線。ラストの展開を知っていても、身を切られるような思いでした。映画だからもっとカットされるかな、と思ったフェイトちゃんとお母さんの関係についてもしっかり踏み込まれていて、フェイトちゃんに対して感じる愛おしさに拍車がかかります。
 今回の3大脳殺ポイントの一つは、寝起きの幼女アリシアのお母さんへの微笑み。鼻血が出たらどうしようと本気で悩みました。お母さんも、こんなかわいい娘さんが自分のせいで死んでしまったら、狂うのもしょうがないかなとも思ってしまいます。フェイトをアリシアとしてではなく、アリシアの妹、別人格として認められていたら、こんな悲劇は起こらなかったでしょう。とは言え、ぼろぼろに傷つけられたフェイトをみて、ビーストモードに入ったアルフには、もっとやれと思いました。結界を素手でこじ開けるところとか、真面目にかっこよかったです。
 3大脳殺ポイントその2は、最後近く、虚脱状態から立ち直ったフェイトがなのはの元に駆けつけるところ。無印では奈々さんによる「take a shoot」が入り、否応がなくテンションが上がる場面ですが、劇場版も待ちに待った挿入歌でボルテージが無限大です。今まで刃を交えてきた二人が、お互いの意思でしっかりと心を結びつけ共闘をします。復活したフェイトちゃんに真正面から二人で戦おうと誘われ、「……うん。うん!」と泣きそうになりがら満面の笑みを浮かべるなのはの素敵なこと。魔王、魔王と呼ばれるなのはですが、何度フェイトちゃんにすげなくされても喰い下がるレイジングハートっぷりに惚れました。まさに、「不屈の心はこの胸に」ですね。
 ラストは言わずもがな、二人が抱き合って、お互いのリボンを交換するところです。シリーズ通しても上位3位には入る大好きなシーンです。この子って潜在的に露出癖あるよね、とかショートパンツのフェイトちゃんにつっこみつつ、魅入ってました。感謝の気持ちを伝えながら、「なのは」「なのは」と噛み締めるように名前を呼ぶフェイトちゃん。瞳を潤ませながら、フェイトちゃんの言葉に聞き入るなのは。まっすぐにお互いを見つめあって頬を染める二人が、いつネチョネチョしだしてもおかしくないと思えるのは、私の頭がおかしいからでしょうか。おかしいからですね。

ルイス・サッカー「穴」
 無実の罪でキャンプという名の強制収容所に放り込まれた主人公。そこでは収容所の所長の命令で、少年たちが乾いた大地にシャベルを突きさし、毎日毎日穴を掘り続けます。なんだったか、刑務所かなんかの罰の一つに、穴を掘らせて、またその穴を自分で埋めさせて、穴を掘らせて、その穴を埋めさせてというのを繰り返させるというのがあるという話を聞いたことがあります。そうするとどんな強情な人でも気が狂うとか……。賽の河原で石を積む子どもたちの話が思い浮かびます。
 この話もてっきりそうなのかと思いきや、実ははるか昔にその大地に宝を埋めた女盗賊がいて、所長は子供たちを使って宝探しをしているという話。主人公の一族の過去の因縁話とつなげて、伏線が回収されていく様はなかなかに面白かったです。
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by mizuao | 2010-01-25 23:17 | 本(外国人・その他)

アサウラ「ベン・トー 5」

 FF13をやるべきかどうか迷う今日この頃です。ゲーム雑誌を買うのをやめて、はや4年。入る情報のほとんどをジャンプに頼っているという致命的な状況ですが、情報出始めた当初から、ライトニングさんの容姿が好みでガン見してました。女主人公。これで燃えない訳がない。
 発売前に、FF13は百合であるという話を小耳に挟んでいたんですが、主人公が妹持ちであるのを聞いてたので、てっきり姉妹百合かと思ったんですよね。シスコンなファリスさんの例もありますし。しかし蓋を開けてみれば、全く違う場所に花が咲いているとか……。ライトニングの都会的な雰囲気もひかれますが、ファングさんみたいに野性味あふれる人大好きです。以前夜一さん語りをして周囲をどん引きさせた前科持ちの私ですが、色が黒い人は好きです。それに髪ぼさぼさな人も好きです。ついでに、少女(幼女)と保護者という構図は生涯私の琴線に触れ続けるでしょう。あー。微妙に幸せにならないEDらしいのも興味を誘います。

アサウラ「ベン・トー 5」
 このラノ8位、おめでとうございます。と言いつつ、こういうもろにネタ系のが上位に入ると世も末だな~と言うか、平和でいいな、と思います。私の好みから言えば、バニラが最高潮だったのですけれども。また少女が主人公な話が読みたいです。
 この巻について私が言いたいことは、白梅様を出してください、ということに尽きるかと思います。
 なんでしょう。アンケートはがきとかで人気がないのか。1巻から出番が着実に縮小傾向です。キャラクター数が増えればそうなるのはしょうがないとして、みんなそんなに眼鏡でハーフ、ちょっとエロくて人懐っこい幼馴染がいいのか。または主人公の裸を見て息を荒げる腐女子がいいのか。今回も白粉は活躍してましたね。佐藤の汗がしみたシャツ盗んだり、佐藤の口元にしいたけをぴたぴたあてて喜んだり。誰より自分に正直に生きているのは彼女だと思います。白粉がいくら女であっても、そろそろ佐藤はセクハラで訴えって勝てそうな気がします。
 そんな大活躍白粉にくらべ、白梅の直接登場がほとんどないのが残念でした。広部さんのために机に磨きをかけてる姿は、さすが白梅様、一生ついていきます、とテンションがあがったのですけれどもね。できれば広部さんと直接絡んで欲しかったと思ってしまいました。白粉とか麗人とくらべると、白梅様のタイプではないのかもしれません。彼女は素直な人が好きそうですもんね。
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by mizuao | 2010-01-25 00:34 | 本(著者ア行)

宮本幸枝「津々浦々お化け生息マップ」

 仕組みを知らないで使っている道具がいったいどれだけあるだろうと、情報処理関係の本を読んでいて思いました。横文字やら英数字の羅列やらみてると頭がいっぱいいっぱいになってきますが、とりあえず日常生活で困らない程度にはPCを使っています。他にも、なんで動いてるか分からないけど、なくなったら生きていくのに不自由しそうなものがいっぱいです。

宮本幸枝「津々浦々お化け生息マップ」
 頭が悪そうなタイトルの本ですが、まあ実際真面目なものではありません。が、オカルトめいている訳でもなく、単に伝承や事実の羅列といった形で比較的客観的に紹介しているので、娯楽本として気軽に楽しめました。
 地方別に、日本のお化けや妖怪を紹介しているんですが、関西の章で盛大に吹きました。コラムのような扱いで、

「関西女はパワフルやでぇ! 燃える女心で蛇になれ 清姫の里編」
「関西女はパワフルやでぇ! 宇治川の流れよりも激しい嫉妬 橋姫と貴船編」。

 阿修羅姫歌ってる静留さんと、リア充にぱるぱる光線中のパルスィが仲良く肩を並べているところが思い浮かびました。まあ清姫も橋姫も、間違いなくパワフルですよね。情念で鬼となった女性の代表格でしょう。男性側の自業自得としか言いようはないですが、この二人に追いかけられ祟られた男性陣の恐怖は相当なものだったでしょう。羨ましいことです。
 あとは皿屋敷の話も面白かったですね。「いちまい、にまーい・・・」と皿を数え、「いちまいたりない」となげくお菊さん。誰もが知ってるメジャーな怪談だと思ってましたが、これに全国48ヶ所以上もバリエーションがあるのは知りませんでした。そんな中で”カッコイイ”と紹介されている皿屋敷伝説。以下引用。
 
 ある家の下女が『一枚割ればその者の命を絶つ』と言われていた20枚一揃えの家宝の皿を1枚割ってしまい恐れおののいているところへ、この家の米搗き男がやってきて、そばにあった米搗き用の杵を振り上げ、20枚すべての皿を打ち壊してしまった。男は『皿は所詮いつかは壊れてしまうもの。皿1枚壊すたびにひとりの命を絶つのなら、20枚で20人もの命が奪われることになる。ひとりで一度に20枚壊せば、自分ひとりの命ですむ』と、呆気にとられている人々の前で堂々と言い放った。

 という伝説らしいんですが、確かにこれはかっこいい。なんとかこれを従者と門番版に改変できないか、昨日から頭を悩ませています。
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by mizuao | 2010-01-22 17:01 | 本(著者マ行)

高里椎奈「フェンネル大陸真勇伝 雪の追憶」

 ここ一週間ほど、休みを丸々費やし、なお夜中の1時ぐらいまでゲームをしてたました。基本バカゲで、人生に役立つ何かを示唆してくれたりする訳では全くなかったですが、気持ちよく笑えて気持ちよく感動することができました。なにより、本編終わっておまけの追加シナリオをやるのに、本編と同じくらいの時間を費やしているという……。製作者たちの熱意には頭が下がります。
 本編はもちろん、おまけの学園コメディがとても楽しかったです。年長組さんの活躍が多かったのも嬉しいところ。年下たちの暴走を年長組が見守っているという構図がよかったです。本当だったら彼女たちはひどくドロドロな関係になってるはずが、そうならないのはハーレム系だからか主人公の仁徳か。結局派手に暴走したのは主人公の唯一の友人だけですもんね。白衣の麗人ばんざい。本編での悲惨な暴走だけでなく、おまけの暴走具合で救済された気がします。相手より年下になろうと冷凍催眠装置作ってみたり、若返り機作ってみたり。マッドサイエンティストっぷりをフルに発揮してくれました。しまいには主人公に母親に似てるとか言われてましたけど、それって恋する乙女として、言われて嬉しい台詞なのかどうか……。

高里椎奈「フェンネル大陸真勇伝 雪の追憶」
 ついにサチの素性が分かりました。つねに飄々としていたサチの悲しい過去。自分の大切な人を手に掛けるというのは、定番とは言え泣かされます。今回も見事にミスリードに引っ掛かりました。サチにそんなに大事な恋人がいたのかとひやひやしました。なぜに高里さんの書かれる男性はこんなに素敵なのでしょう。アシュレイにロカも再登場して、いよいよなんらかの決着がつきそうですが、フェンは果たして真の勇者になれるのか。
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by mizuao | 2010-01-20 22:38 | 本(著者タ行)

尾崎翠「第七官界彷徨」

 神戸地震から、もう十五年経過したそうですね。幸いなことに私の親戚で亡くなった人はいませんでしたが、父親の実家となかなか連絡がとれず、テレビで映される被災地の状況を食い入るように見つめていた覚えがあります。亡くなられた方々のご冥福をあらためて祈りつつ、関西出身の友人たちに出会えたことに感謝してみようかと思います。

尾崎翠「第七官界彷徨」
 しばらく前に読んだ漫画のタイトルが、これのパロディだったようで…。作者は戦前少女雑誌に投稿していて、それからプロデビューされた方らしいです。となると、吉屋信子さんとかと同じ世代でしょうか。
 上京し、二人の兄と、従兄の女中係として共同生活をする主人公。当時の状況はよく分からないんですが、若い男女が一つ屋根の下ってよくあったことなのでしょうか。実際兄二人が保護者みたいなもんなので、なにも起こりようがないよなーと思いきや、結構従兄と主人公はいい仲なのか。しかし、ちょくちょくあるそういう描写は子犬が戯れてるような感じで、どっちかというと次兄が室内で育ててる苔の発情の方がエロティックですね。
 分裂症の美人患者に惚れて落ち込む長兄も素敵ですが、自室をかいわれ大根畑にする次兄が素敵です。論文の序論からほとばしる知性とダメな人っぷりがたまらない。なんだかんだで妹思いなのもよいです。特に何が起こるわけでもない話ですが、この第七世界を漂ってそうな登場人物たちが見どころなのでしょうか。第六感を超えた第七感を探す少女は思春期の誤差の範囲内に収まってそうな気もしますが、男性陣は手遅れ気味です。
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by mizuao | 2010-01-17 19:29 | 本(著者ア行)

菅浩江「末枯れの花守り」

 今日は朝から父親の散歩に5時間ほど付き合ってきました。寒いのがいやで冬場は滅多に行かないので、山の中の風景が珍しかったです。見渡す限り、緑か茶色。隠れていた鳥の巣が丸見えな冬枯れな木の薄茶に、乾いた土の茶、それに常緑樹の緑。色のバリエーションが非常に少ない中、赤い実がやたらと目立ってました。鳥もそれを狙ってやってきてるので、山が静かな中、実をつけた木のまわりだけ賑やかでした。

菅浩江「末枯れの花守り」
 やはりこの方の文章からただよう雰囲気は感じ入るものがあります。あとがきで泉鏡花に喩えられてましたが、美しい、妖しいという言葉が本当によく似合います。連載中のビッキーも結構女の情念が込められているとは思いますが、菅さんの作品で一番初めに読んだ「鬼女の都」に通ずる情景の素晴らしさがあると思います。あれも本当飲まれる作品でした。
 この花守りも、いちいち豪華絢爛な姫君たちの登場シーンを想像して心踊らされました。昔の衣裳とか歌舞伎の意匠とか詳しく言われても理解できる教養は私にはありませんので、こんな感じかな、と思うだけですが。基調は闇に浮かぶ金でイメージさせてもらいました。
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by mizuao | 2010-01-16 22:23 | 本(著者サ行)

高里椎奈「フェンネル大陸真勇伝 太陽と異端者」

 寝ても覚めても、白衣の素敵なお姉さんのことを考えてしまいます。宮さまとか、静留さん以上に間違った方向に行動力を発揮してる気もしますが、それも愛故にと思うと、憎みきれないものがあります。あのうやむやな終わり方は、ちょっと自分の中で消化しきれていないですが、本人たちが納得してるなら、それでいいのかもしれません。しかし、車椅子探偵を自称してる割には、陣頭指揮してみたり、爆弾作ってみたり、やたらパワフルですよね。天才とバカは紙一重を体現してる人です。

高里椎奈「フェンネル大陸真勇伝 太陽と異端者」
 グールの島の枯れ果てた世界が面白くて、一気読みしてしまいました。素手で泥炭をこねて火を起こすとか、微生物がうようよしているせいで川の水が飲めないとか、ロビンソン=クルーソ好きの私がわくわくするネタです。神から見捨てられていると現状に甘んじるグールの集落も良い感じです。と、まあ読み進めていたら、最後でびっくりしました。
 すごいネタばれになります。フェンってグールだったんですね。ダイアンと人間との子供ということでいいんでしょうか。ほのめかされているだけですが、色素薄いとか、フェンの狼のペンダントとか、それっぽい描写があります。しかしここまで何冊か読んできましたが、この巻の最後まで全然気づきませんでした。
 確かにやたらめったら頑丈ですばしっこいなとは思ってましたが、てっきりそれは主人公補正がついているからだと……。この話がずっとグールと人間のありようにこだわり続けていた理由が、すごく納得できました。色々な国がフェンとフェンパーティーの力で幸せになってましたけど、今後フェンが果たす役割はなんなのか。グールと人間の共存共栄はいつの日になることやら。
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by mizuao | 2010-01-13 23:15 | 本(著者タ行)

東雲水生「初恋姉妹 1~3」

 「びしょうじょは、せかいの(ry」 起動するたびに気合い入った叫びが聞こえて、毎回笑います。惜しむらくは主人公がひたすら年下にしか興味がないところ。身近に才色兼備でマッドサイエンティストな素敵なお姉さまがいるのに、なぜお前はスルーするんだと問い詰めたい。他の子たちにはやたらジェントルマン(またはたらし)っぷりを発揮するのに、なぜ眼鏡の素敵なクールなお姉さまの秘めたる想いに気づかないのか。
 とはいえ、年上のほとんどは名前すら覚えていないという、主人公の徹底ぶりには好感が持てます。なんせ私も、部活の後輩で名前を思い出せる人って、先輩の5分の1もいない気がします。困った。

東雲水生「初恋姉妹 1~3」
 なんとも時代を感じさせる作品な気がします。古くさいという意味では全然なく、そういやあの頃はマリみて全盛だったっけー。と。わりに典型的な学園もので、お姉さまと後輩。マリみて以前にも当然そういう風潮のものがあったのは重々承知していますが、マリみてはやはりエポックメイキングな存在であったのではないかと思います。読んでませんが。
 学校説明会の日に親切にしてくれたお姉さんに憧れて女子高に入った少女が、お互い傷つけあいながらもお姉さんと仲良くなる話です。なんて模範的なストーリーの百合漫画なんでしょう。最近変化球ばっかり見てたので、こういう話に癒されるとまでいうと大げさでしょうか。とりあえず、良くも悪くも百合漫画らしい百合漫画でした。
 
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by mizuao | 2010-01-10 23:36 | 漫画

池田理代子「お兄さまへ…」

 正月中には星蓮船のノーマルクリアしようと思ったはずが、星ちゃんどまりです。何がきついって、UFO要素の追加が辛い。エクステンドがないんで、いかに巨大UFOを出すかが鍵になるはずのですが、道中動き回るミニUFOを貪欲に追い求めすぎて、どうでもいいとこで被弾します。
 点アイテム集めようと前に出て、門番のくさびに刈られたりとかしてましたが、今回はその比ではありません。宝船を追っていく話ですが、自らの欲深さで身を滅ぼしていくのがなんとも言えないですね。きっとそうこうしてるうちに白蓮さんに帰依したくなるのでしょう。

池田理代子「お兄さまへ…」

 親の本棚で、ベルばらとオルフェウスの窓に挟まっていたので読んでみました。GL論見てるとたまに聞く名前ではありますが、さすがですね。展開がはやく混沌としていて、私ですらどん引く内容でした。性倒錯のサラダボール。
 まず一話目にして薔薇しょってるキャラがたくさんでてきて名前が覚えられません。髪が黒いか白いか、長いか短いか、どれくらい巻いてるかで区別をつけるしかないようです。
 見た目的に一番好みなのはサン=ジュストさまでしょうか。心中しようとした人に裏切られ生きる意味を失い、死の影が凄みを与えている男装の麗人。どこかで聞いたような話だと考えたら旧白みたいな人でした。主人公をたぶらかしたあげく、実姉への愛が重すぎて自殺。
 この人の姉でツインドリルが宮さま。プライドは高くハイスペックですが、日本刀振り回しながら歯の浮くような告白台詞吐いたりはしません。……でも主人公を襲ってましたね。自分の想い人から主人公を引き離したい→主人公を自分に惚れさせたらよくね?→よし、襲っちまえ。という常人離れした思考回路の持ち主。こんなのが生徒たちの憧れであるソロリティ(山百合会から生徒会機能を抜いた感じ)のトップな訳ですから、組織の腐敗具合がよくわかるというものです。民草を扇動してソロリティを解散させた薫の君は頑張りました。
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by mizuao | 2010-01-03 18:53 | 漫画