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今田絵里香「「少女」の社会史」

 WA5をクリアして思いましたが、ループネタはずるいです。うっかりアブリルをアナスタシアの衣装のままにしていたので、TFシステムを止めに走るアブリルが英雄アナスタシアとかぶって涙腺が緩みまくりました。あとExファイルのキャラクター図鑑にやるせないにゃ状態もしっかり入っているのが心憎いです。

今田絵里香「「少女」の社会史」
 勉強になりました。女子が「少年」から切り離され、「少女」として確立されていく過程の話が面白かったです。学歴が立身出世につながらない女子であるからこそ、芸術を謳歌する女学生が生まれたというのに納得しました。通わせる親の方としても一種のステータスのようなものだから、教養を身につけることを許したんですね。
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by mizuao | 2008-01-29 23:07 | 本(著者ア行)

稲垣恭子「女学校と女学生」

 母に頼まれたのでデザート替わりにカクテルを作りました。母がドライ・ジンを発掘してきたので、それベースでレシピを探してみました。結果アルコールが弱い父と兄には、とびっきり薄いジン・トニックを。母には希望のギムレットを。自分にはセブンス・ヘブンを・・・と思ったんですが、地元を探してもマラスキーノが見つからなかったので、家にあったキルシュワッサーで泣く泣く代用です。おつまみはオリーブにブリーにチェダーチーズ、さらにプラムにマカデミアンナッツ。チェダーチーズが値段の割りにおいしくって掘り出し物でした。

稲垣恭子「女学校と女学生」
 これを読んでいて、女学校というのは今の女子高以上に特殊な存在だったんだなと感じました。今と違って中産階級の女子しか通えなかった学校。そこに通っている一部の女子が「少女」と呼ばれ、少女雑誌を読み、同じ価値観を共有していたと考えると、不思議なものがあります。
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by mizuao | 2008-01-27 22:41 | 本(著者ア行)

新井隆広、ダレン・シャン「ダレン・シャン 6」

  「何も考えてないんですよ」
  私は頭の後ろで手を組んだ。
  「なんとなく気持ちよい状況になるようにしてるだけ」
  「そういう非生産的な快楽主義は賛同できませんね」
 このあたりの流れが大好きです。あとは”私の目は色素が薄いので、太陽の光は苦手である。痛い痛い。”もさり気なく挟まれているけど、彼女が言うと意味深です。

新井隆広、ダレン・シャン「ダレン・シャン 6」
 行き倒れて凍死寸前なダレンの体の下に潜り込もうとするルディが可愛いです。やっぱり動物は最高ですね。このルディたちの群れに助けられるところも泣けましたが、この巻はそれ以外にも泣き所が多くて困りました。最後ガブナーとエラの葬式の頃には涙が止まりませんでした。
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by mizuao | 2008-01-26 15:31 | 漫画

赤松健「魔法先生ネギま!21」

 アナスタシア仕様のアヴリルが反則だと思いました。自分を犠牲にして世界を救った伝説の英雄アナスタシア。その実態は相当お茶目なお姉さんであるというのが魅力です。まだ最後までやってないので分かりませんが、多分アヴリルもアナスタシア同様自らを犠牲にして世界を救いそうな気配がプンプンしていて、二人がかぶって戦闘中涙ぐみそうです。あと来月アサウラさんの三作目が発売されるらいしです。1月2月は豊作です。

赤松健「魔法先生ネギま!21」
 空港で岩の少年に襲われたネギパーティー。またアスナの魔力無効化バカ力で九死に一生を得ますが、岩の少年の企みによりそれぞれ魔法の世界にバラバラに飛ばされてしまいます。とりあえずネギ、ロボ、ちうあたりで合流しますが、多くのメンバーは21巻ではまだ消息不明のまま。つまり本誌を読んでない私は次の巻が出るまでは自由な想像がし放題な訳です。
 きっとお嬢様が魔物に襲われてピンチなところを刹那が颯爽と助けに現れると信じてます。今回も”お嬢様には指一本触れさせん”発言してますし。それで桃色空間を作り出して収拾がつかなくなったあたりで、つっこみ担当アスナと合流すると。・・・でもきっとアスナ刹那ペアで先に合流するんだよなーという気がします。作者お気に入りのペアですし。となると、お嬢様が盗賊あたりに捕まっているのを見てブチ切れた刹那を、アスナがなだめるというのがベタなところでしょうか。
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by mizuao | 2008-01-20 19:22 | 漫画

恩田陸「中庭の出来事」

 昨日は地元の図書館に職場訪問に行ってきました。本のいっぱいあるところに行くと無条件に嬉しくなるのですが、やはり書庫は格別です。電動書架がびっしり入ってたり天井まで本が並んでいたりするのを見るとわくわくします。一般フロアと違って照明も落としてあるのでダンジョンっぽさが増しています。やっぱ書庫でひたすら出納する人とかやっていたいです。ならアルバイトになれという話ですが。

恩田陸「中庭の出来事」
 久々の恩田さん。劇中劇の劇中劇というか多重の入れ子になっていて、最後訳が分からなくなりました。結局どれが一番下の階層なんでしょうか。『告白』ですかねぇ。それを書いたのが神谷で、彼も『中庭の出来事』という劇の登場人物の一人であると。さらにそれの他におじさんたちが話している世界と、おじさんとおばさんが話している世界があって、それが最後の辺で融合してるっぽいのですが、もう完全に混乱しました。
 あと最後に初出見てびっくりしたのがこれが携帯小説だったということです。すごく細かく章が分かれているので携帯小説と言われて納得する部分もありますが、これがバラバラに配信されてきたらいよいよ混乱するのではないかと。まあでもそこを敢えてやってみるのが恩田さんなんだろうと思いました。
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by mizuao | 2008-01-19 19:53 | 本(著者ア行)

ず・ぼん編集委員会「ず・ぼん13」

 学校で授業を受けるのも生涯であと一回だけかと思うと感慨深いものがあります。図書館とかパソコン室とかさんざんお世話になった場所の写真を撮ってみたりして感傷的になっていましたが、これで卒業できなかったら笑います。

ず・ぼん編集委員会「ず・ぼん13」
 函館図書館と千代田図書館と有川浩という字が目に入って、勉強してみるかと思って読んでみました。その結果、「いつまで続けられる?委託スタッフ」という記事を読んでいるうちにどんどん胃痛が激しくなっていった訳です。図書館全体、図書館員全体がいい加減危機感を持たないと、私の人生設計も危機を迎えそうです。今のうちに何か手に職を付けといた方がよいでしょうか。
 あと千代田図書館が座談会でほぼ全否定されているのが面白かったです。メディアで新しい図書館としてかなり取り上げられていて、新書のサービスなんかは面白そうだなーと見てました。でも見事に袋叩きにされてますね。浦安の方は、うちは新しいサービスだけやってるんじゃない。従来のサービスをしっかりやった上で、新しいサービスもやっているんだと主張されてましたが、そういう心がけが大事な訳です。
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by mizuao | 2008-01-17 14:31 | 本(外国人・その他)

舞城王太郎「九十九十九」

 うちの男性陣が二人揃って厄年なので、川崎大師に厄払いに行ってきました。せいぜい八幡さんぐらいの人ごみかと思いきや、恐ろしい人ごみに巻き込まれて往生しました。でも僧侶10人くらいによる読経と護摩の火はなかなか迫力があったので行った甲斐がありました。

舞城王太郎「九十九十九」
 以前舞城さんの本を一冊読んで、この人は合わないなーと思った覚えがあります。でも一冊だけじゃ分からないし・・・と今回再チャレンジしました。で、その結果見事に気持ちが悪くなりました。実験小説というかメタ小説になっている点はすごいと思います。一話の真実が二話では一つの物語となり、三話の中では一話二話は単なる小説の内容、というように進んでいきます。次第にこれらの枠が壊れていき主人公が混乱していくさまを眺めるのは面白いです。でも、この人のグロ描写は受け付けないんですよね。特に血がべったりとかそういうことはないんですが、グロ描写が美しくないです。甲田さんもグロ描写(自称メルヘン)が多いですが、あっちは大丈夫です。同じように腹が割かれて中に色々詰められていたりするのですが。何が違うんでしょう。
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by mizuao | 2008-01-13 22:55 | 本(著者マ行)

門井慶喜「人形の部屋」

 今日は高校の同窓会の会場探しに付き合ってきました。私は何もせずにただ付いて回っただけですが。昔は押しに弱かった友人がひたすら値切り交渉にチャレンジしていて、時の流れを感じました。海外やら行ってるうちにたくましくなったんですね。あと下見した会場の一つが崎陽軒のすぐ近くということで、あの店の側だーと思っていたらむしろ同じ建物で吹きました。

門井慶喜「人形の部屋」
 創元ミステリフロンティア。主夫が活躍するミステリーです。全体ほのぼのとはしているんですが、父娘の親子喧嘩が結構壮絶でびくびくしました。娘の彼氏疑惑で不安になった父親は、親子の思い出であるお子様ランチを夕食に出します。それが逆効果となって娘に家出されてしまう訳です。もう子供でないという主張と、父親が大切な思い出を忘れていたことへの怒り、諸々のものが重なってこうなってしまった訳です。おそろしい。
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by mizuao | 2008-01-12 22:53 | 本(著者カ行)

菅野照造 監修,貴金属と文化研究会 編著「貴金属の科学」

 今日は授業の課題でVisualBasicを弄ってました。先生が書いたプログラムを打ち込むだけなので、全く頭を使わなくても問題はありません。でもせめて式の意味ぐらいは理解したいなと考えてみました。先生も何の説明もなしにプリントだけ渡してくれたので、多分読めば分かるだろうと思ったんでしょう。

菅野照造 監修,貴金属と文化研究会 編著「貴金属の科学」
 もっと化学的なことばかり書いてあるのかと思いきや、金銀など貴金属の歴史から経済に関するものまで幅広い内容でした。特に錬金術でいかに水銀が活用されていたかという話と、戦国から江戸にかけての貨幣制度の話が面白かったです。
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by mizuao | 2008-01-07 21:14 | 本(外国人・その他)

佐藤史生「夢見る惑星」

 WA2ではブラッドさんに惚れましたが、WA5はグレッグさんが素敵です。妻子を殺され復讐に生きる男。無口で大人な方ですが、ゴーレムにこっそり悶えてるとことかかわいくてしょうがないです。

佐藤史生「夢見る惑星」
 近いうちに大地震で滅びようとする人類を、少しでも助けようとする大神官さまのお話。なんかこう考えると風の大陸が思い起こされますが、こっちの方が深みがあります。多分。
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by mizuao | 2008-01-05 14:04 | 漫画