<   2007年 08月 ( 11 )   > この月の画像一覧

新井隆広、ダレン・シャン「ダレン・シャン 4」

 勉強しながら一年ぐらい前に友達にもらったCDを聞いてます。繰り返し聞いてきたので、耳になじんでいて気も散らないし、勉強中にもリラックスしたいときにも最適です。でも、もう一年経ったのかと思うと、色々と懐かしくてたまらなくなるのが困りものです。

新井隆広、ダレン・シャン「ダレン・シャン 4」
 4巻まで続いてるとこをみると、それなりに人気はあるのでしょうか? マガジンの本誌は読んでないんで、その辺は不明です。
 今回は精神的に成長したダレンがかっこよかったです。自分を知るために試練を受けることを決意するダレンに、それを見守る大人たちの構図・・・というのが見事でした。少年漫画の主人公たるもの、周囲を惹きつける魅力を持ってないと意味がありません。でも成長しない見た目に騙されそうですが、あれから6年経ってたら、ダレンも結構年取ってるんですよね。周りが何百歳単位の中では、まだまだひよっこですけど。
[PR]
by mizuao | 2007-08-20 21:37 | 漫画

島田洋七「佐賀のがばいばあちゃん」「かあちゃんに会いたい」

 ある程度沈んだ時は意味もなく笑えるものやいい話を読みたくなります。しかし沈み方が激しくなった時は、どうしようもなく絶望的なものに接したくなります。どうあがいてもどうしようもない状況を眺めてる内に、自分がいかに世界にとってどうでもいいことで悩み苦しんでいるかを感じ、楽になります。でも自分が楽になったところで、現実の課題が片付くわけではなく、結局私が卒論で絶望しかけてる現状に変わりはないんですよね。不毛です。

島田洋七「佐賀のがばいばあちゃん」「かあちゃんに会いたい」
 沈み方が軽かったときに読んでたもの。意味もなく笑える話やら、笑えるけどじーんとくる話の集合体で、ほどよく沈んでる時にはよい読みものだと思います。主人公とその祖母がド貧乏の状態をたくましく生き抜く姿に感動します。どんな状況でも人間は幸せを感じられるんだということが、一巻冒頭に書いてありましたが、実際今だったらぐれて引きこもりにでもなってそうな状況なのに、主人公もよく頑張ってますよね。ばあちゃんのユーモア精神は見習いたいです。
[PR]
by mizuao | 2007-08-19 14:56 | 本(著者サ行)

清涼院流水「LOVE LOGIC」

 一日パソコン使ってたら目が痛いです。休憩中にDSやってた自分も馬鹿なんですけど・・・。やはり任天堂のアクションは面白いんですよね。64マリオがこれで5周目に入りました。

清涼院流水「LOVE LOGIC」
 清涼院流水の作品を1冊読んでみたくて借りてみました。特に意識してるつもりはなくても、結構メフィスト賞の作家さんを追いかける傾向があるようです。本の中身はさすがメフィスト系列の人だと思いました。密室に男女5人ずつとわりとベタな設定ですが、後半ゲームブック仕様です。一つをのぞいてBADENDでかなり分岐もあるので、全部の選択肢を読みつぶすのが結構大変でした。
 恋人紹介所に登録した男女5人ずつが山荘に招待され一室に集められ、自分たちの生死をかけたゲームに臨むことになります。事前に登録したデータを元に、自分たちの中で組み合わせを作り、それを失敗するとそのカップルが死んでいくゲームです。この辺のやり取りが論理的だったりドロドロだったりで面白かったんですが、一番度肝を抜かれたのはホストの兄ちゃんの発言ですね。初っ端に自分が同性愛であることを明かし、早々に相手を見つけて脱出します。なんとも意表をついた展開でした。
[PR]
by mizuao | 2007-08-15 21:52 | 本(著者サ行)

神坂智子「はるかなるシルクロード」

 久々の我が家です。明後日先生のところに持ってく資料が全くできてません。現実逃避中です。

神坂智子「はるかなるシルクロード」
 「はるかなるシルクロード」というのはシリーズ名で、全部で7、8巻ぐらいあったと思います。母の実家で読み返していました。SFで民俗っぽくて、哲学でシルクロードで・・・と相当好みな作品ですが、あまりの壮大な設定に中学の時は理解できてませんでした。
 チベットに住む10人の神様が出てきて、それぞれが色々な時代で民と交流します。とんでもなく不幸な目にあった女性が伝説の神を求めて山に登るもの、神に見初められたばかりに不幸な一生を送る少女。連作短編か短編のようなものがつながって、だんだん設定が読み解けていきます。こういうパターンのものは読んでて面白いんですよね。場所が前世だったり来世だったり、日本に流れ着いてみたり、漢民族に関わったりとてんでばらばらに飛んでいくので、結構全体を見通すのが大変だったりします。なんで巻末に年表がついていたりします。
 少女が釜茹でになってみたり、生気を吸い取られた人が干からびてみたり、なかなか少女漫画らしからぬグロテスクな描写もありますが、基本的には哀愁漂うラブロマンスです。
[PR]
by mizuao | 2007-08-14 22:03 | 漫画

上遠野浩平「オルフェの箱舟 ブギーポップ・イントレランス」

 しばらくネット環境から離れるので、覚えているうちにまとめてメモしとこうと思いました。でも飽きました。

上遠野浩平「オルフェの箱舟 ブギーポップ・イントレランス」
 久々の上遠野節。久々のブギーポップです。読みなれてしまうと気になりませんが、この方の文体とか言い回しは本当に独特ですよね。回りくどいような、それでいて直球なような。
  ジンクスショップとかロスト・メビウスあたりで統和機構のボスに次世代ボス候補とかも出てきて、段々物語が収束に向かっていると思ってました。しかし今回はまた本筋とははずれてそうですね。それともこれも伏線になっているのかどうか・・・。とりあえず、愛しの凪も末真さんも出てこないのが残念です。逆に彼女たちが出てこないというのは、この話はあまり主筋とは関係がないということなのでしょうか。
 あとがきなどにあるように、物語は現代版オルフェウス神話です。一度死んだはずの妻を取り返しに、冥界に降りていく男の物語。悲恋と言っていいのかは分かりませんが、恋愛ものとしても好きです。最期、海に浮かぶ船のような形をした岩礁で燃え尽きるあたりがロマンチック。あの二人が死ぬとしたら、これ以上綺麗なタイミングはなかったと思いました。さすがブギーポップ。
 そういえば都市伝説でのブギーポップは、その人が一番美しい時にその姿をとどめるために殺しにくる死神。実態は暴走に暴走を重ねた世界の敵を殺しにくる、自動人形・・・。これって考えてみると興味深いものです。人がもっとも輝くのは、どうしても自分を止めることができなくなった時なのかもしれません。
[PR]
by mizuao | 2007-08-07 22:51 | 本(著者カ行)

栗本薫「鏡の中の戦士 グイン・サーガ外伝21」

 母の実家に里帰り中に市川の図書館に行くつもりが、行けるうちに行けと親に言われ、明日行ってくることになりました。祖父の家から行った方が、40、50分は近いんですけどね。まあこの先予定がどうなるのか分からないので、早めに行った方が賢明なのは確かです。

栗本薫「鏡の中の戦士 グイン・サーガ外伝21」
 旅行中母に借りて行きました。外伝ですら21までいってるって、このシリーズはどんだけ長いんだーと思いますよね。私は中途半端な辺を5、6冊しか読んでません。念のため。受験中に読もうとして母親に止められました。
 豹頭のグインに襲い掛かってくる災難の数々について書いてあるんですけど、それよりグインが自分の子供も豹頭になってしまうのでないか、さんざん苦悩しているあたりが心に残りました。そりゃ心配ですよね。グインぐらいの偉丈夫になってくれればいいですけど、バカ息子だったり、女の子だったりしたら目も当てられません。とりあえず、見た目は普通の子供が生まれたくさいですが、頑張れグイン。
[PR]
by mizuao | 2007-08-07 22:29 | 本(著者カ行)

アン・マキャフリィ「竜と竪琴師」

 マンションの五階から江ノ島の花火を見物してみました。7キロぐらいは離れてますが、かろうじて小さく見えてます。結構きれいただし、光と音が数十秒はずれてます。遠くの雷が光ってかなりしてから音が聞こえてくるのと一緒ですね。本当は母さんと浴衣着て見に行くはずが、慌しかったので行きそびれました。無念です。

アン・マキャフリィ「竜と竪琴師」
 パーンの竜騎士ももう十冊目です。この前のイルカからぐっと昔に引き戻って、ロビントン師の生誕から、レサがベンデンに向かう直前までです。ついに大往生を遂げたロビントン師の子供時代が楽しめました。ロビントン師の父親も母親も高名な音楽家で、ロビントンもその血を受け継ぎ、天性の音楽の才を持って生まれてきます。幼い頃からその才能を発揮する彼ですが、父親ペティロンは自分の妻のメレランを独占できなくなったため、ロビントンを逆恨みします。直接暴力を振るうわけではなくて、ネグレクト気味です。こんな環境でよくもロビントン師が捻くれて育たなかったものだと感心しました。
 あと、しばらく竜騎士の存在が世間に認められている時代の話を読みなれてたので、糸降り前が竜騎士や竪琴士にとってどれほど生きにくい時代だったのか、あらためて感じました。フーラルパパが、ファックス(懐かしい人です)の策謀にかかって殺されることとかぞっとします。
[PR]
by mizuao | 2007-08-07 20:41 | 本(外国人・その他)

眉村卓「発想力獲得食」

 バイトで和歌についての問題を解いていたら、静留さんの好きな歌がでてきました。これを知らないいで訳せる高校生がいたらすごすぎますよね~。

眉村卓「発想力獲得食」
 食にまつわるショートショート。読んでるうちに似たようなネタが目立ちましたが、さすが眉村さん。ちゃんと面白かったです。学生時代のうどんがひたすら美味い話とか、古い暮らしをしているおじいさんの話とかは、フィニィへのオマージュっぽいですよね。他にも元ネタがありそうな話がいくつかありました。ただ、出てくる食べ物があまりおいしそうに感じられなかったことが残念です。それに地球はプレインヨーグルトほど斬新なネタもなかったですね。司政官の面白さを考えるに、この方はあんまりバカなネタを書くのには向いていないのかなと思います。
[PR]
by mizuao | 2007-08-06 21:43 | 本(著者マ行)

方條ゆとり・竜騎士07「ひぐらしのなく頃に~綿流し編~2」

 どうも親戚の具合がいよいよよくないようで、家中が慌しいです。関西に3日ほど行かなきゃならなくなると、その間全く卒論の作業が進まず、今度先生の所に行ったときに白い目で見られそうです。ひぃ。何とか持ちこたえて欲しいものです。

方條ゆとり・竜騎士07「ひぐらしのなく頃に~綿流し編~2」
 1巻がそれなりに平和だったので、2巻で一気に急降下したような印象を受けました。魅音がこわすぎるのですが。正直あんなふうに壊れる子だとは思ってませんでした。自分が知らない人に対してはとことん無慈悲にふるまえても、自分の親しい人たちには手をあげられないと思ってました。全然違いましたね。身近なものほど容赦なしです。あれは魅音じゃなくて、鬼なんだと思い込めるのが救いです。
 最後の数ページ、病院で圭一が横たわっているベッドに、死んだはずの魅音の手がかかるところが本当に怖かったです。寝る前に読んでたので、自分もベッドに寝ていて、怖さが倍増。まだまだ友人に言われていたことを甘く見ていたと実感しました。
[PR]
by mizuao | 2007-08-04 22:34 | 漫画

渡瀬草一郎「空ノ鐘の鳴り響く惑星で 6~8」

 今日は日野の図書館に見学に行ってきました。まず電車賃が定期を使った上で千五百円近くかかったことにへこみ、昼ごはんを抜かしてしまいました。図書館間の移動も、電車賃をけちって徒歩で決行し、案の定迷いました。多分本当なら3、40分くらいで行けるところを一時間。まあそれで済んだのが幸いというものです。

渡瀬草一郎「空ノ鐘の鳴り響く惑星で 6~8」
 パンプキンかっこいいと思いました。独自の論理で動くため、敵味方の利害を省みなかったりするあたりが素敵です。あの芝居がかったセリフと、リセリナとウルクのことでフェリオを弄るあたりも。早々にやられる役かと思ってましたが、このまま最後まで生きてそうですよね。見せ場も多いし、この話一番の道化役です。
 今回で随分情勢が変化しました。北方民族が味方についたため、タートムの侵攻は失敗。ひとまずカシナート司祭とも和解のような状況なので、次の段階ではラトロアも出てくるでしょう。強力な戦力になるであろう来訪者の方々も、ムスカが裏切ったため、ばらばらになって、リセリナのオリジナルのSな方は、ラトロアに付いた模様です。そろそろ人物が増えてきて、把握するのが大変になってきました。
[PR]
by mizuao | 2007-08-03 19:52 | 本(著者ワ行)