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岸田るり子「出口のない部屋」

 今日行った説明会で、社員の方がホランドっぽかったです。髪型といい、顔といい。そんな事ばっか考えていたので、書いたエントリーシートの内容はきっとぐちゃぐちゃです。我要退散煩悩。

岸田るり子「出口のない部屋」
 ちょっと悪趣味な気がします。面白かったですが。全く関わりがないように思える3人の罪の告白めいたものを聞いていくと、最後に一つにつながります。よく見るけど、結構このパターンは好きです。でもこれだと辻褄が合わないなーと考えていたら、性転換という離れ業をしてくれました。そりゃ同一人物だとは思わないと思いますよ。これは。
 この本を読んでいて、むしろサルトルの「出口なし」を読んでみたいと思いました。他人が地獄。他人の中に見出す自分そのものから自由になれない。・・・興味を惹かれます。あと、キメラの末路がどうなったかがノータッチですが、その辺も気になってます。
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by mizuao | 2007-02-27 22:04 | 本(著者カ行)

安部公房「カンガルー・ノート」

 ふとステルヴィアのOPが聞きたくなって、探してしまいました。調べてたら、この方ファフナーのOPもやっていたんですね。どことなく中島みゆきだったかを思わせる声です。
 ついでにエウレカのOPを1期から4期まで比べてみました。第1期の曲も好きですが、やはり第3期が一番好きですね。あのヒーローものっぽい熱さが大好きです。そういう意味ではゲーム版のOPも好きでした。
 しかし、今週は面接対策強化週間にするつもりが、やる気がまったく起きません。現実逃避ばかりです。自己PRとか、書くだけでもこっ恥ずかしいのに、間違っても口に出す気になりません。自己PR一分間とか、なにをしゃべれと言うのだか。

安部公房「カンガルー・ノート」
 バイトの関係で「棒」という文章を読んで、そのいかれ具合が好みだったので他にも手を出してみました。「棒」は短いし、じっくり読んだら何とか読解できるレベルなんですが、「カンガルー・ノート」は難しいですね。寝る前の流し読みで、読解しようというような根性が間違ってるのは分かってますが。
 まず、足の脛からかいわれ大根が生えてくるというのは、何なのか。出たのが1991年ですよね。O157の騒ぎはまだ起きてないですし。となると、なぜここにかいわれ大根? あの白くてひょろっとしたものがなんとなく、「死」とか「地下」とかそういうイメージにつながると言えるような気がします。かいわれ大根の与えるひ弱な印象が、「死」と「生」の境界を彷徨う主人公にぴったりなのかもしれません。としたら、かいわれ大根のあのピリッとくる食感は何を託されているのか? 作中主人公が刺激を感じる部分はあるので、何かしらの意味はあると思うのですが、その意味が分かりません。死につつあるものの抵抗?とかはあざといというか、普通すぎて詰まらないですね。
 そもそもカンガルー・ノート自体がなんだか分かりませんよね。主人公が適当に企画した新商品で、主人公自体もそのコンセプトがなんだか分かっていないという代物。謎の看護婦が「カンガルーなんかだったら、親孝行も親不孝もないらしいけど……」と言及している部分がありますが、ここも意味深なわりに、意味不明。人間の子供は生まれた途端に親から離れることになるけど、カンガルーは本人の意思は関係なく、強制的に親の袋の中で育つことを指しているのか。
 他にも街中を疾走する自動ベッドに、「お助けコーラス」、賽の河原の観光地化・・・様々なつっこむべきネタがありますが、全編通して不条理でわけがわかならいので、これは必死に読み解こうという方が馬鹿なのかもしれないです。このコロコロと切り替わる場面、自分を無視してハイスピードで動いていく設定、これら全ては夢の特権です。夢の細部を無理やり解釈しようとしている、ユング派心理学者が思い浮かんで、アホらしくなってきました。
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by mizuao | 2007-02-26 15:53 | 本(著者ア行)

佐野眞一「だれが「本」を殺すのか 上下」

 夜食がわりに納豆にお湯を注いで食べてました。昨日今日と母が出かけていてご飯を炊いていないので、一昨日の納豆が余ってしまっていたんですよね。
 薬味のねぎの味が効いていて、結構おいしいものです。ただ納豆臭は倍増するので、納豆嫌いの人にはおすすめできませんが・・・。しかし納豆のネバネバ感は消えるので、それが苦手で納豆が食べれない人には案外有効かもしれないと思いました。

佐野眞一「だれが「本」を殺すのか 上下」
 履歴書とかで本好きをアピールしまくっているので、「最近読んだ本で、なにか面白い本はありましたか?」系の質問対策として読み直しました。2年の時にレポートの課題図書の一冊として紹介されたものです。
 出版社、取次、書店、図書館、はては書評まで、本についての社会問題の全てを取り上げたような本です。ルポルタージュなんで、結構作者の意見がしっかり書かれていて、読んでてむかつく人はきっといるでしょう。かく言う私も、2年の時は図書館のくだりで何となくムカッときました。今読み直すと、言ってることはもっともで、そう言われてしまう図書館の現状に腹が立ったんでしょうね。
 しかし、これを読んでると、出版業界のどこに就職してもろくなことにならない気がしてきました。この現状を自分が変える!ぐらいの気概を持って、面接を受けろということですかね。
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by mizuao | 2007-02-25 23:44 | 本(著者サ行)

秋田禎信「魔術士オーフェン無謀編8 同情なんていらねえぜ!」

 あぁ、ついに来週くらいから面接が入ってきました。筆記テストで落ちるのは、ほんと洒落にならないけど、面接はガンガン落ちる自信があります。何回かやってるうちに慣れることを願ってます。

秋田禎信「魔術士オーフェン無謀編8 同情なんていらねえぜ!」
 ラシィ・・・またまたややこしい人が出てきました。どいつもこいつも人の話を全く聞いていないですね。そんなオーフェンのキャラクターたちが大好きです。ラシィの父親もまた、濃い人ですよね。彼が何を言ってるのか真剣に理解しようとすると、自分の頭が悪いような気がしてきます。
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by mizuao | 2007-02-24 13:37 | 本(著者ア行)

有川浩「レインツリーの国」

 昨日、頼んでいた照明写真の焼き増しを銀座まで取りにいってきました。銀座なんか一人で行ったことがないので、迷わないかビクビクキョロキョロしていたら、教文館書店のナルニア国を見つけました。その日受けに行っていた会社が関わっている本屋で、児童資料論でも紹介されていた児童書の専門店です。これはもう行くしかないなと思い、書店見物をしてきました。
 あれはもう書店じゃないですね。小学校の学校図書館(ちゃんと整備されているもの)を思わせる造りです。内装も暖かく、子供が見やすいように配慮されています。奥の方に、読み聞かせスペースとかありましたしね。あと、目録までしっかり置いてあったのもポイントが高いです。

有川浩「レインツリーの国」
 有川さんから、飛び道具を抜いたらこうなるんですね。私はどうも純粋な恋愛小説を読むと鳥肌が立つ体質なようです。SF設定で、ドンパチやってる方が好きです。プラスαで恋愛要素が付くのは全然構わないのですが、それだけだときついです。
 とは言いつつも、有川さんらしい人物描写には楽しませてもらいました。
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by mizuao | 2007-02-24 13:22 | 本(著者ア行)

加納朋子「モノレールねこ」

 昨日3年5ヶ月使い続けた携帯に別れを告げ、新しい携帯にしました。といっても通信機器に金をかける気はさらさらないので、古い機種ですけど。これはこれで3年はもたせるつもりです。
 とりあえずカメラを試してみようと被写体を探し、記念すべき初撮りは我が家のぬいぐるみになりました。次は灰羽の画集からレキ姉さんを激写。その後パラパラとページをめくりつつ、ラッカやネムさんなど、他のキャラも収め、次いでイヴを撮り始めたところで目が覚めました。
 ふぅ。危うくヤバイ人になるところでしたよ。

・・・・・今一瞬、十分やばいです、とか殴られる自分の姿が脳裏に浮かびました。それと、かのセリフと共にカノンを叩きつけられている姿が。

加納朋子「モノレールねこ」
 加納さんの新作です。2002年から2006年までの短編が入っています。
 一番面白かったのは「モノレールねこ」ですね。のらねこを伝書バト代わりに文通、というのが洒落てます。二人の再会後のやり取りも、加納さんらしさを感じさせる軽快なもので楽しめました。二人のこの後を、お得意の連作短編として読んでみたい気がします。
 一番好きなのは「シンデレラのお城」です。主人公が偽装結婚を申し出る、ミノさんの人柄がとても好きです。優しくて、誠実で、ついでに顔も良い・・・と、ある一点を除けば理想的な結婚相手でしょう。で、ある一点というのは、死んだ婚約相手の幻影を見ること。彼女の姿を見、声を聞き、そして彼女が本当にいるかのごとく振る舞います。何もないところに話しかける彼は、病んでいると言って間違いないでしょう。
 私は、彼のそんなところも含めて好きになりましたが、主人公も同じなようで、奇妙な二人(三人)の共同生活を送ることになります。加納さんのことだから、何か心温まる形でこの歪みが解消されるんだろうなぁと思っていたら、とんだ結末を用意してくれてました。こんな終わり方もありと言えば、ありですよね。
 
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by mizuao | 2007-02-18 19:32 | 本(著者カ行)

秋田禎信「魔術士オーフェン無謀編7 それはいろいろまずいだろ?」

 就活が終わった後に見たらきっと面白いと思うので、就活の愚痴を書き殴ってみることにしました。泣き言を言ってるうちに、ストレスも解消され、自分の現状をまとめることもできるという効果を期待してます。ただしあまりにも見苦しくなりそうなので、表に出しはしませんが。しかし、これをやっといて本当に就職できなかったら、ほんと笑えないなぁ。自分。

秋田禎信「魔術士オーフェン無謀編7  それはいろいろまずいだろ?」
 標題作の「それはいろいろまずいだろ?」がオチを含めて面白かったです。虐待保育士の言動にも色々と笑わせてもらいましたが、最後の婆さんが最高です。良い話風に引っ張っておいて、オーフェンの児童労働じゃないかぁーで爆笑しました。あと子供たちの仕掛けたトラップの、ワイヤーで足引っかけて転んだところで画鋲・・・というのが地味に陰湿で嫌(好き)ですね。
 あとはやっぱりキースが良いです。あれぐらい能天気に暴走できる、真のメンタルの強さが欲しいです。やはり、ここはもっとキースを見習っていこうかと思います。
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by mizuao | 2007-02-16 10:03 | 本(著者ア行)

秋田禎信「魔術士オーフェン無謀編6 一生ひとりで遊んでろ!」

 昨日はゼミの先生の家にお邪魔しました。思った通りというか居間にまで本があふれている素敵なお家でした。哲学系の専門書が豊富で、軽いところではアシモフにアーサー・C・クラークにブラットベリ。大御所ですね。
 お昼をご馳走になったあと、第一回卒論のテーマ決め。それが一段落したところで、先生のお嬢さんが作ったというチーズケーキをいただき、お土産をもらって帰りました。私は「書物航海」という本があたりました。ハードカバーで文字も小さいので結構読み応えがありそうです。

秋田禎信「魔術士オーフェン無謀編6 一生ひとりで遊んでろ!」
 とりあえず元締めが不気味でした。軟体動物系というか、手先に吸盤がついてそうです。人間らしいですけど。なんとなく貞子っぽい気もします。
 それにキースが精霊を呼び出す話が面白かったですね。オーフェンをはじめ、キースもコギーも宿に害をなすものですか。毎回のように宿は壊すし、金は払わないし・・・じゃ追い出されて当たり前ですよね。しかし「出てきてちょー」はないよなと思います。当時としても相当ひいたでしょうけど、今だともはや痛々しいの領域です。
 
 
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by mizuao | 2007-02-12 22:24 | 本(著者ア行)

秋田禎信「魔術士オーフェン無謀編6 自分がイヤにならねえか?」

 今度の火曜日に運良く秋葉に行けそうです。これで某ゲームの看板を見て来れます。午前の説明会が終わって、午後の説明会が秋葉で3時から・・・とおおよそ二時間程はうろつけそうです。

秋田禎信「魔術士オーフェン無謀編6 自分がイヤにならねえか?」
 オーフェンと素手で渡り合う女、ドギー姉様が登場です。またなかなかに濃い人ですね。だいたいこういう3姉妹とかの場合、一人常識人がいて割を食うものですが、この3姉妹は全員ぶっ飛んでます。その分常にオーフェンが割を食ってますけどね。
 しかしドギーさん素敵です。ガラス繊維を仕込んだパンフレットとか・・・。スカーフに炭素繊維仕込んでたお涼さんもかっこよかったですが、相手先がパンフを破った時のための嫌がらせに、そんな手間をかけようという発想がよいです。
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by mizuao | 2007-02-10 11:09 | 本(著者ア行)

秋田禎信「魔術士オーフェン無謀編5 あきれてものも言えねえぜ!」

 企業のエントリーシートで「あなたが大学時代に身につけたジブン力はなんですか?」という項目がありました。「~力」と入れて説明するようになっていて、さっきから何を入れようか真剣に考えてるんですけどね・・・。
 ・・・一度「無気力」を思いついたら、それ以外に自分を表す言葉が浮かばなくなってしまいました。

秋田禎信「魔術士オーフェン無謀編5 あきれてものも言えねえぜ!」
 「存在の引き算」。なんてすごいようで馬鹿っぽい力なんでしょうね。どんどん力が増しているのに、それに合わせてどんどん見た目はしょぼくなっていく・・・。いくら強くなっても、自分が輪ゴムとか綿ぼこりとかになるのは嫌です。決してまねしたいとは思いませんね。
 あとコンスタンスって、いつまで首の皮一枚で繋がっているんでしょうね。
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by mizuao | 2007-02-07 20:07 | 本(著者ア行)