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ヽ( ̄▽ ̄) ノ

 数えてみたら合宿後から43周走ってました。なんで今月中にキリがいいようにさっき7周走ってきました。7周程度だと最後坂道ダッシュする余裕があるので、このぐらいが今の私には適度なようです。
 忙しくなるのでむりかもしれませんが、ひと月50周すれば今年中に100km走れると思うと達成したくなります。
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by mizuao | 2006-09-30 20:53 | 走る

ヽ( ̄▽ ̄) ノ

昼過ぎから急激に走りたい気分になり、雨やめ雨やめと願っていたら無事晴れました。しかし最近すっかり自爆するのが板についてきました。この調子だと、合宿後からこの先3ヶ月で走行距離がゆうに100km越えしそうです。できれば避けたいところです。
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by mizuao | 2006-09-27 21:04 | 走る

間宮陽介「市場社会の思想史」

血+の最終回を見終わって思ったのがずいぶんハジの評価が上がったということ。第一印象が慶麒だったので、うっかり役立たず認定してしまいましたが彼は良いやつです。男性キャラだとハジとソロモンが双壁でした。

間宮陽介「市場社会の思想史」

タイトル通り、アダム=スミスからケインズまで。簡単な用語は分かってること前提なので、知らないとちときついです。まあこの程度の初歩的なことも知らんやつは読むなと言うことでしょう。

経済史全体の流れを追って、おおまかな学説をつかむという目的にはぴったりな本でした。
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by mizuao | 2006-09-27 07:18 | 本(著者マ行)

ほしおさなえ「モドキ」

 ウィスパーボイスの話でふと思い出して、しばらく前に買ったアルバムの歌詞をながめていたら気づいたこと。実に2/3以上が、あなたと私の二人の世界状態の曲です。完全に閉鎖空間です。  しかしこのCD聞いてるとほんとよく眠れるなぁ。

ほしおさなえ「モドキ」
 「天の前庭」に引き続きこの方の作品を読むのは2作目です。モドキは天の前庭に比べると、かなり薄気味の悪さがアップしています。天の前庭はパステルカラーか透き通った色が似合いそうな物語でしたが、今回はどぎつい紫とか、にごり過ぎてはいないけど多少くすんだ色が似合いそうです。
 どっちも面白いので、どちらが好きかは好みが分かれるのだとは思いますが、私は天の前庭の方が好きです。新種のウイルスによる機械的なのっとりというネタはとても面白く、それを巡るドールやAIWの世界はいい感じに歪んでいます。しかし、天の前庭の方がキャラクターが良かったです。モドキの人たちも個性豊かで印象には残っていますが、どうも清涼感がありません。人間の悪い面ばかりが出てしまっているような気がします。まあ所詮私の好みの問題にすぎませんけど。
 
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by mizuao | 2006-09-25 10:01 | 本(著者ハ行)

東京新聞政治部編「いま知りたい日本国憲法」

 母親と神奈川県民論をしてたら結構面白かったです。はじめは私が東京湾は海ではないと主張していたところから始まったのですが、次第に神奈川県民は東京には引っ越せても、埼玉や千葉には住みたがらないという話に。確かに神奈川県民は神奈川に住んでること自体を一種のステータスと考えていそうな節があります。あくまでそう思っただけですが、実際に東京、神奈川、千葉、埼玉あたりの人を対象にアンケート調査とかをすると面白そうです。

東京新聞政治部編「いま知りたい日本国憲法」
 憲法の一条一条それぞれに見開き1~2ページぐらいで解説がつけてあるもの。その条文が作られた経緯から今問題となっている点まで、幅広くわかりやすく説明してくれてます。
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by mizuao | 2006-09-24 19:51 | 本(外国人・その他)

荒川紘「東と西の宇宙観 東洋篇」

 今日は家にお客さんが来てたので、部屋に閉じこもって部屋の整理をしてました。いいかげん本が棚に入らず平積みになっていたので。部屋が狭いのも困り者です。

荒川紘「東と西の宇宙観 東洋篇」
 実習中に読んでて続きを読むのをすっかり忘れてました。主にインドと中国の詳細な思想史となっています。ブラフマンとか性悪説とか懐かしいです。受験でやった世界史と倫理の復習とするには、だいぶ詳しすぎますが。
 タイトルは宇宙観となっていますが、実際は結構宗教などの思想の説明が多いです。この時代の宇宙観というのは宗教に基づいていたのだというのを実感させられます。一年の地理の授業でやった須弥山とかの解説もでてきました。あれも宗教と世界が渾然一体となっているものの良い例です。
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by mizuao | 2006-09-20 22:28 | 本(著者ア行)

カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」

 今日も走るかと思ったら、雨が止まずに断念しました。そのかわりに久々にピアノを弾いてました。にしても、蓋はしまっていたはずなのに埃がうっすらと積もってました。どんだけ弾いてないんだか。

カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」
 日の名残りに続いて、この方の作品を読むのはこれで二作目です。他の作品は読んでないのですが、この人には回顧口調で語ることが合ってるような気がします。日の名残り同様、たんたんと話が進んでいき、とくにこれぞという出来事が起きるわけではありません。わくわくどきどきとかそういうことはないのに、読み始めた途端に物語に引き込まれ、没頭していきます。これがブッカー賞作家の実力というものなんでしょうか。
 さんざん書評で紹介されていたので、スパイラルとかガンダムとかと同ネタなのは知っていましたが、最後に明かされる事実にはやはり衝撃を受けます。胸が痛くなって、腹をドーンと殴られた感じがします。しかし振り返ってみると、はじめから希望を感じさせない話ではありました。
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by mizuao | 2006-09-17 21:11 | 本(外国人・その他)

内田善美「空の色ににている」

 無意味なことで自爆してへこんでいたので、いつもの3倍ほど走ってみました。普段は回ってもせいぜい7周のコースを20周。一周直線距離で500mほどで、上り下りとかなりの勾配があるので10kmは超えたはずです。体は疲れてますが、だいぶ気分はさっぱりしました。動いたおかげで、風呂あがりの牛乳プラスゼリーも余計においしかったです。やはりこういう気分のときは、動くにかぎります。

内田善美「空の色ににている」
 星の時計のリドル同様深い作品なので、何度読んでも味わいきれていない部分もたくさんあると思います。ストーリーとしては、陸上部のランナーである男子高校生が、年上の図書委員に恋をします。この二人はお互いひかれ合う部分を持ちながらも、あいだに絵描きの卵「冬城」を挟んで、穏やかながら不思議な関係を築いていきます。
 
 作中ヒロインが自分たちの関係についてのたとえ話をしますが、それが的を射ているというか、私自身大いに共感するところのある話です。それは「ぼくを探しに」という絵本に基づいているらしいです。
 あるところに円のかたちをした”ぼく”がいます。”ぼく”は一部分が欠けていて、口のようになってます。パックマンのような形と思ってもらえれば間違いないです。”ぼく”は動こうとしても欠けた部分が引っかかってきれいに回れないので、ある日欠けた部分を探しに旅に出ます。しかし、世界にはたくさんかけらがあるのに、なかなか自分に合うかけらを見つけることができません。
 ここまでくれば、なんのたとえ話かはしごく簡単です。ヒロインにとって冬城は、自分と融合し完全な円を形づくれる唯一の存在だったと。作中の言葉を引用すれば、”私たちは融合し 完全な円を形づくることができたのよ  時間も夢さえもこえられる 無限の小宇宙”だそうです。ここまで言われればもう主人公の出る幕はなさそうですが、これだけで終わらないのがこの話の良いところです。
 物語の最後近くになって、自分が消えそうになったときに見たものとして、主人公に向けてヒロインはまたこのたとえを持ち出します。それによると”そうよ あの円よ  それもふたつ    おっきさも同じ かけた部分もまるっきり同じ   だからかけた部分が同じにつっかかるけど それは楽しそうにころげまわるのよ”となっています。相手と補完しあって完全な円となるのも一つの究極形であるとは思いますが、同じ部分がかけているからこそ、同じペースで同じ場所を転がっていられるというのも素敵なことではないかと思います。もちろん自分のかけらを探すのと同じかそれ以上に、自分と同じかたちのものを探すのは大変でしょう。その両方がいることを確信することができた浅葱さんは、なんとも幸せだと思います。

 そう、私がこの作品に思い入れがある理由のひとつに、ヒロインの名前があります。母親がこの作家さんを相当気に入っているのと、出版年が80年代前半であることを考えれば、かなりの部分がここから決まったようなものです。もともと本を読んでいて浅葱色が出てくるときは、かなりの割合であいまいさ・多様性を示すものとして使われています。そしてもちろんこの文章でも色に想いを託したセリフが出てきます。
 それは浅葱さんの”みんなみんな青なのに みんなみんなちがう青なのよね   いったいどこで いつどんなにして 植物たちが自分に一等似あう青をみつけたのかって そんなことを考えると 哀しいくらい心が無限になる”というもの。それを受けて主人公の”僕の中のひとつの青  ・・・  花浅葱    僕の中のひとつの青  ・・・  藍鼠”というモノローグが続いていきます。主人公たちのこの遣り取りがすごく好きです。
 他の人はどうか知りませんが、自分がどんな人間になりたいか考えることと、自分にとってこの色はどんな色であるか考えることは、私にとっては同義になっています。浅葱さんのこのセリフも、きっとそのような意味も含まれていたのではないかと思います。

 さて、この作品の主人公の何が印象に残ったかと言えば、浮世離れした人柄もそうですが、とにかく走りまくっていることです。始めから最後まで、走る走る。なにかあれば走るし、なにもなくとも走ってます。自分も最近また一人で走ることに意味を感じれるように戻ったので、この主人公のひたむきさが、ひどく頼もしく感じられます。
 主人公の走ることへの一家言。”こんな澄んだ光や大気の中を走るとね   精神とか思考とかそんなものがすごく澄んでさあ  自由でしなやかで それこそのびやかに はてなく広がってゆくような気持ちになるよ   昨日憎んだものも 今日出会うものも みんなみんな好きになれそうな そんな優しい気分になるんだ ・・・”とまだまだ続きますが、だいたいこんな感じです。
 まっとうなスポーツマンはさわやかでいいですねぇ。私は走るのはほとんど夜だけなので、澄んだ光という表現はあまりピンときません。しかし、心が澄んではてなく広がっていくというのは共感できます。
 私自身が走るときに思うのは、「闇にとける」ということ。つねづね疑問なんですが、なぜヒトはバラバラに乖離せずに、ヒトの形をとりつづけるのでしょうか。物理系の人に聞けば当たり前のことなんでしょうが、どうも私の感覚はズレを感じています。私の場合、このズレが気にならなくなるのが走っているときです。それなんで多少苦しかろうが走ろうと思うんでしょう。
 自分は闇にとけていく。序々に輪郭がぼやけて、大気に霧散していく。世界にとけだしていく。自分は世界と一体化する。自分は世界である。などと考えます。一歩間違えなくとも、インドあたりに移住した方が良さそうな感覚です。ただ自分は世界であるというのは、傲慢になっている訳ではなく、自分がいかに矮小であるかを感じさせられます。しかしどんなに小さくとも、世界を構成するものの一つであることにかわりはないと考え、一時的にでも達観して安らぎをえます。
霧とかが出てるとさらにこの効果にプラスに補正がかかります。
 とか偉そうなことを言う前に、軽く10km程度は走れるようになるべきなんですけどね。しかし読み返してみると、全体にえらく長文で感傷的だなぁ。気が向いたら撤去します。
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by mizuao | 2006-09-16 23:47 | 漫画

木下 是雄 「理科系の作文技術」

 昨日おとといと行われていた、専攻の卒論の中間発表を見学させてもらいました。思い起こすは多人数掛け。十分間発表で五分間質疑応答なんですが、先生方の突っ込みが厳しいです。容赦なくイタイとこ突いてきます。去年の月曜の授業の恐怖体験がよみがえります。はじめは自由技の方かと思いましたが、時間は短いですし、あのつかまったら終わりだという緊張感と必死さは多人数です。

木下 是雄 「理科系の作文技術」
 そもそも横書きな時点で、この本に違和感を感じてしまったのでなかなか読み通すのが辛かったです。途中数式とか出てくるし、この本の趣旨としては横書きの方が正しいのですが、新書サイズで横書きというのはどうも苦手なようです。はなっから物理系やらの本を読んでる時には気にはならないのですが。
 まあ読んで思ったのは、確かにこれは文学部の中で特殊な専攻にいる自分たちに読ます必要のあるものだということです。自分自身を振り返ると、レポートを書く時意識して止めないと、際限なく文を飾ろうとしています。文学部のサガとあきらめてましたが、どう考えても私の専攻に文学性はいりません。簡潔に分かりやすく文章をまとめるのが求められていることでしょう。
 かと言って、この本に書いてあったことを実行するのはなかなか難しそうです。とりあえず簡単にできそうなのは、受動態を直すとか、語尾を明確にとかでしょうか。しかし、~と思われるとか、~と考えられなくもないとか、~な可能性も考慮しなければならないとかって、逃げとしてよく文章末に使っています。これを是正するのは大変そうです。
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by mizuao | 2006-09-16 10:04 | 本(著者カ行)

初宿 正典ほか「いちばんやさしい憲法入門」

 生きて合宿から帰ってこれました。毎回死ぬ死ぬ思っても意外に生きてるもんです。無事初段に合格することもできたし、今までお世話になった方々に感謝です。根っから飽き性なんで、自分でここまで続くとは思ってませんでした、驚きです。よっぽど環境が良かったんでしょう。

初宿 正典ほか「いちばんやさしい憲法入門」
 やさしいはやさしかったですが、やさしすぎて全体のまとまりがなく、体系的な勉強にはなりませんでした。次はあきらめて、もうちょい難しそうなのを読むとします。
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by mizuao | 2006-09-12 10:25 | 本(外国人・その他)