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小塩隆士「高校生のための経済学入門」

 一日コップ一杯でレモン一個分の栄養が、とかいう飲み物を知らず知らずのうちに5杯分飲み干してました。どんな体に良いものでも取りすぎるといけないと言うので、体調が狂いそうです。まずいです。

小塩隆士「高校生のための経済学入門」
 政治経済というのは、私の中で興味が薄いものの筆頭です。受験するときも経済やら商は受けませんでした。それがなぜ、こんなものを読む気になったか自分で不思議ですが、なかなか分かりやすくて簡単に読めました。さすが、高校生のための入門書。私に欠けてる一般常識が多少補充されたことでしょう。せいぜいこの知識に一年はもっていて欲しいところです。
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by mizuao | 2006-08-31 20:32 | 本(著者ア行)

杉井光「火目の巫女」

巫女という響きとイラストの軽さに比べて、本文がひたすら重いです。
和風伝奇の弓術もので、平安ぐらいでしょうか。都の周りには化生がうろつき、火目式を持つ巫女の矢のみが有効打となることができます。国は巫女の一人に神を降ろすことでより強い力を与え、人民を守る国の要としていて、ここに勢力争いをする貴族の思惑が絡むため、話が重く重くなっていきます。

しかしこの醜い争いの犠牲者である佳乃がなんとも私の好きな壊れっぷりをさらしてくれます。ただの抱きつき魔かと思いきや、巻き込み系の死にたがり。いいキャラです。
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by mizuao | 2006-08-29 16:05 | 本(著者サ行)

田中芳樹「霧の訪問者」

 無垢な瞳は求めてく 空の向こうへ 行きたいな
と夢想歌がグルグル回ってます。昨日からこればっかり聞き続けたせいであるのは確実ですが、よい曲ですねぇ。この歌詞の部分の、音がちょっとずつ上がってく所が好きです。

田中芳樹「霧の訪問者」
 お涼さんのシリーズももう十年も続いてるのかと思うと感慨深いものがあります。私が警察官になりたいと思った一因である作品です。警察官になっとけば超常現象に出遭える率が高いのではと思った頃がありました。
 今回は不気味で可哀想なのが一体でてきただけで、あまりお涼さまの怪物退治を楽しむという雰囲気ではありませんでした。そういう点では迫力に欠けましたが、あいにかわらずお涼さまと泉田警部補の会話が面白いです。車に轢かれて拉致監禁された泉田さんを見て、なるほどその手があったかとうそぶくお涼さまがかわいいです。泉田さんがこのまま鉄壁の鈍感さを発揮し続けると今に本気でお涼さまが実行に及びそうな気もします。
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by mizuao | 2006-08-28 12:27 | 本(著者タ行)

フレドリック・ブラウン「天使と宇宙船」

 昨日、近所の人通りのない方の公園で木刀と杖を振ってました。いつもはマンションのすぐ下の人がそれなりに通るところでやるのですが、夏の間は子供が花火してたりなんやかんやで使えないことが多いです。結局そっちの公園では、犬の散歩をしてる人が私を見たとたん帰っていくのが視界の端にうつっただけで、他は誰も来ませんでした。

フレドリック・ブラウン「天使と宇宙船」
 SF短編集。たった2ページですが、「死刑宣告」が面白かったです。ある惑星で死刑宣告を受け、明日殺されることになった宇宙飛行士。しかし、その惑星は一周するには二百年近くかかる惑星で・・・とか。落ちが見えてても、こういうばかっぽいのは面白いです。
 それに中篇「ミミズ天使」も良かったです。とは言っても、英語のスペルが分からないと解けない仕掛けでしたが、あまりに起きる事象が馬鹿馬鹿しすぎて笑えます。博物館行ってケースの中にカモがいて、あまつさえしゃべりだしたら誰でもパニくるでしょう。
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by mizuao | 2006-08-25 23:30 | 本(外国人・その他)

恒川光太郎「夜市」

 自分の体力がガタ落ちなのを感じます。そろそろ年齢的な限界でしょうか。基本女子の場合中三高一らへんが一番総合的に運動能力が高まるようですが、自身を振り返ってみてもそんな気がします。

恒川光太郎「夜市」
 本屋さんの店頭にしばらくの間平積みになり続け、気になっていたもの。ホラーだけどそこまで怖くなく、主人公は助かるけど失うものが大きい話が2つ。この本の何がよいかというと、カバーが良いと思います。えんじから黒でグラデーションをかけ、黒の部分には涼しげな金魚を浮かすというのが、夜市というタイトルに合ってます。実際金魚は本編に関係ないですけど。
 一本目も二本目もどこかで聞いたような話という感じがしますが、二本目の道の光景が好きです。古来からの神々の道に踏み込んでしまった少年はろくでもない目にあってますが、単純に散歩するだけなら気持ちの良い道だと思います。
 
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by mizuao | 2006-08-24 10:05 | 本(著者タ行)

赤松健「魔法先生ネギま!15」

 シュレーバー回想録を図書館で発見しました。しかし読み通す自信のない厚さ、大きさ、字の小ささを兼ね備えていたので、今回はあきらめます。それにこれ以上荷物かかえると、また一段と体がゆがみそうだし。

赤松健「魔法先生ネギま!15」
 今回の見所はどこにあったんでしょうか。やはりアスナの動転ぶりのかわいさと、刹那と楓のコンビでしょうか。刹那って今となってはネギと契約した意味がどこにもないんじゃと思ってたので、シシクシロが活躍しててよかったです。
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by mizuao | 2006-08-22 16:36 | 漫画

ほしおさなえ「天の前庭」

 今週のジャンプを読みつつ、たつき漢前ーっとか騒いでたらDグレの声優さんについての記事が・・・。リナリーは御前ですか。なんかイメージと違う気がしますがこんなもんでしょうか。うーん、ひまわりちゃんの声だと思うとそんなものか。

ほしおさなえ「天の前庭」
 読んでて、辻村さんの冷たい校舎を思い出しました。完全に当たりです。面白かったです。加納さんもここだし、創元ミステリーって実はいいもの出してるんじゃ。
 恋愛ものの設定としては、文中に書いてあるとおり、君が望むなんたらっぽいです。つっても昔雑誌で記事読んだだけなので、詳しいストーリーは知りませんが。高校の時事故にあって意識不明に陥り、数年後に目覚めた時には記憶喪失になっている。高校時代の友人たちとともに自分の事故の原因を探る。この辺、過去と現在が入り乱れててなかなか謎が解けないようになってます。
 しかも、これにタイムスリップ、ドッペルゲンガー、果てはアカシックレコードまで加わり、まさに私好みの設定です。パラレルワールドまでありにしてしまったため、もう最後の方は何が本当だか分からず、だいぶ混乱しました。とは言ってもちゃんと全ての伏線が最後収拾されているので、読み終わったあとに謎が解けた爽快感が得られます。
 他にも新世紀教団とかオウ○やらパナなんたらが合体したような教団が出てきたり、ネット上で不特定多数の手によって作り上げられた仮想の世界の話『天の前庭』に、ガンパレとかを思い起こさせられたり、同じ時間を生きている人が書いてるんだと感動しました。そういう意味じゃリアルフィクションの方々に対する印象と近いものを感じた気がします。
 あと『シュレーバー回想録』という名前が出てきたので、実在するなら読んでみたいものです。
 
 
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by mizuao | 2006-08-21 21:26 | 本(著者ハ行)

樋野まつり「ヴァンパイア騎士 1」

 ”黒の予言書”が頭の中をグルグル回っています。あの頃ボクらが夢見てた 未来へ駆ける白馬を の辺がずっと。

樋野まつり「ヴァンパイア騎士 1」
 鹿島田の古本屋で見つけて、帰りに読む本がなかったので思わず買ってしまいました。今LaLa読んでてベスト3には入る好きな作品です。
 おまけ部分を読んでると、樋野さん自身は自分の絵をラブコメ向きと言ってらっしゃいますが、私はこの方の少女漫画してる耽美な絵はシリアスな吸血鬼ものにもぴったりだと思います。むしろラブコメだったらしいめるぷりは、読んでたはずなのにあんまし頭に残ってません。やはり私は、こう多少ドロドロとして鬱屈した人達が出てくるほうが好きなようです。枢様の蔭のある雰囲気がかっこいいです。1巻には入ってませんでしたが、幼少の優姫を溺愛するさまもかわいいですし。
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by mizuao | 2006-08-20 15:13 | 漫画

麻耶雄嵩「神様ゲーム」

 昨日久々のサークルで張りきって調子に乗って回りすぎて、首が痛いです。今日は大人しく武器振ってました。

麻耶雄嵩「神様ゲーム」
 終わり方がこうでなければ・・・。と思いました。まあこういう終わり方が好きな人もいるとは思いますが、私は西尾維新に感じる苦手意識に近いものを感じました。
 しかし最後のどんでん返しに到るまでの推理の過程は面白かったです。終わり方にうわっと思ったのは完全に私の好みの問題なので、それ以外は構成もしっかりしていて、一気に読ませる話でした。役に立つようで役に立たない、人間なんかにはまるで興味のない神様の存在も上手く物語りに絡んでました。
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by mizuao | 2006-08-19 18:53 | 本(著者マ行)

牧野修「傀儡后」

 バイトから帰ってきたら母親がガッチャガチャを読んでました。うっかり本棚に入れといたり、棚の上に積んどいたりすると、当たり前のように母親が持っていってしまいます。私もLaLaやら花ゆめを提供してもらっているのでギブアンドテイクですが、わりと後ろぐらいものもあるので正直怖いものがあります。まあ私も母親実家の本棚を見つつ、よく結婚できたなこの人はとか思ってるので、ひたすらお互い様ではありますが・・・。

牧野修「傀儡后」
 実習最終日読むものがなくて、東京駅で買ってしまいました。面白かったけど私の趣味ではなく、買うほどではなかったかと少し後悔です。元々ホラー畑の人なようで、設定とかは好きですが、このタイプのグロさは合わないようです。
 宇宙からの隕石に地表を食い破られ、地球が受胎してしまい、最後月と地球が融合したり、何か訳の分からないことになってます。隕石によってもたらされたモノによって、怪しげな伝染病が流行るのもありきたりだし、ゼリー化するのも良く聞く話ですが、作者の繊維に対する執着が目新しかったです。全身にぴたっとしたスーツを着ると窮屈になるんじゃないかと思ってしまいますが、感覚が鋭敏になって世界と繋がるというのは私にはない発想でした。
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by mizuao | 2006-08-17 21:55 | 本(著者マ行)