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池田理代子「ベルサイユのばら」

父親の持ってる昔のポピュラーソングの楽譜見てたら、Fly Me To The Moon が出てきました。1954年とか。この曲がこんなに古かったとは驚きです。

池田理代子「ベルサイユのばら」
母親の実家にある書庫から発掘してきました。今まであるのに気付かなかった…。昨晩一気読みしました。
で思ったのがフェルゼンが何がしたかったのかよく分からないということ。周囲を巻き込んで色々やったくせに結局最後は暴君と化して、お前は何も学習しなかったとか思いました。
と、オスカルはツンデレですかね?
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by mizuao | 2005-12-31 15:49 | 漫画

林家志弦「はやて×ブレード1 」

林家志弦「はやて×ブレード1」
バカばっか…とか言いたくなります。私好みのアホども(素敵な方々)がでてきます。
天地学園とかいうイカレた学園で、少女達が二人ずつ組んで刀で戦う話です。真剣ではないんでそこまで深刻な話にゃなりません。
主人公は瞬発力と他人を巻き込むバカっぷりが取り柄のバカ(中一)です。んで彼女と成り行き上ペア組むことになったクールビューティーが、バカに振り回されつつも全力でつっこみという名の鉄拳を振り続けます。どんどん過激になる二人の掛け合いが面白いです。
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by mizuao | 2005-12-29 17:18 | 漫画

有川浩「空の中」

月曜にばあさんが倒れて千葉行って、火曜にいったん鎌倉に引き返し、今日また千葉に来ました。ここ何日かは自宅で引きこもりライフを楽しむはずがとんだ誤算です。

有川浩「空の中」
また自衛隊の人が出てきます。今度は典型的ツンデレの女性パイロットでしたが。
日本上空二万メートルの謎の巨大生命体(ちゃんと進化についてフォローが入ります)に航空機が衝突する所から話は始まります。まあその生命体とコミュニケーションしてくんですが、彼が分裂したり合体したりの度に自意識を見失いかけてややこしくなる訳です。
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by mizuao | 2005-12-28 19:05 | 本(著者ア行)

黒田研二「霧の迷宮から君を救い出すために」

昨日は横浜-みなとみらいでクリスマスを楽しんできました。お昼は豪華に懐石でした。クリスマスディナーとか予約がいっぱいで入れなかったのであえて日本料理。いも棒ではなかったですが、えび芋が出てきました。最近食べてみたいものの筆頭だったので嬉しかったです。他にも日頃食べないような食材がいっぱいでました。山椒麩とか、松葉のてんぷらとか、なまことか。全ての料理が本当においしくて、大枚はたいた甲斐がありました。

黒田研二「霧の迷宮から君を救い出すために」
 事故+事件に巻き込まれて視覚に異状をきたした主人公が事件を解決しようとする話。静止したものは見えても、動くものは霧のようにしか見えないという主人公のアクションシーンがかっこいいです。動くものが見えないということを利用した、この設定ならではのトリックが数多くあり上手いと思いました。
 普通にヒーローやってた主人公の最後の発想が黒かったです。自分の好きな人の動きを止めれば、その人の顔を眺めつづけられる。彼女が永遠に動かなくなればいい、とか。それまで普通の人間として描かれていた主人公の狂気に満ちた一面を最後の最後にみせられてぞっとしました。
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by mizuao | 2005-12-25 09:19 | 本(著者カ行)

福田栄一「玉響荘のユーウツ」

今日は朝八時から二時間ほどかけて鎌倉まで散歩に行ってきました。神社巡りをしてエンジュの木を探してみたのですが見つかりませんでした。というかあったとしても気付かなかったのだと思います。植物とか全然詳しくないですしね。まあそれ以外にも鎌倉宮とか八幡さんで神事やってたので、それを見れたのは収穫でした。

福田栄一「玉響荘のユーウツ」
借金返済の期限が迫った士郎が、突如遺産として手に入ったアパートを売却するために住人を追い出そうとあくせくする話。この手の話の定番で、アパートの住人たちは皆一癖も二癖もあるイタイ人たちです。最終的にはアパートの住人たちも一致団結した心の温まる話でしょうか。悪者の全てがやっつけられるわけではなく、美保がまるで懲りもせず悪びれないのが楽しかったです。
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by mizuao | 2005-12-23 16:47 | 本(著者ハ行)

高里椎奈「フェンネル大陸偽王伝 孤狼と月」

ゲームやってたらエンジュの木というものが出てきて、実際に見てみたくなりました。母曰く神社とかによく植わってる気がするだそうですが、今言っても花咲くの夏らしいし。本読んでるとよく知らない動植物が出てきて実物を見たい衝動に駆られます。そして実際に見ることがないうちに何が見たかったのか忘れます。

高里椎奈「フェンネル大陸偽王伝 孤狼と月」
ご本人があとがきに書いていらっしゃる通りに、王道的なファンタジー。ストライフ王国の王女で将軍として軍功をあげていたフェンベルクは、策略にかけられ国外追放にされてしまいます。んで流れ着いた港で自分の国では隠された真実を知っていきます。
高里さんのキャラクターは好きなんですが、フェンも可愛くて芯が強くて気に入りました。賢すぎるリベザルって感じで。頼りになりそうな兄さんたちも出てきたし、これからフェンがどのようにグール解放に向け立ち上がっていくのか楽しみです。
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by mizuao | 2005-12-22 12:28 | 本(著者タ行)

小川一水「第六大陸2」

昨日バイトまで一時間ほど暇だったんで横浜のヨドバシカメラ行ってきました。6階おもちゃ売り場でクリスマスプレゼントと冬休み用ゲームを購入。金銭的事情でキンダムハーツは断念して、方向性としては180度真逆に行って斜め下に突き落としたようなゲームを買いました。このゲームには暴力的シーンやグロテスクな表現が含まれています。とか・・・CERO18じゃないだけましですが。まあベスト版で2000円しなかったので今の財政状況にはもってこいでした。キンダムハーツⅡは安くなったら買います。FFキャラのために。

小川一水「第六大陸2」
結構順風満帆に進んでいた計画も、出資会社の社長であるヒロインの父親の嫌がらせにより危機に陥ります。やっぱ金は大事ですね。スポンサーがいないと宇宙開発はおろか技術の発展も望めません。結局ヒロインと父親が感動的に(多分)和解することで金策がつき、月面基地を作る計画は続行され最後には結婚式場が完成します。
この話で私が気に入ったのは、単に月面基地についてだけでなく、最後に地球に接近してくる地球外生命体の存在も示されたことです。話が大きければ大きいほど面白いというのが私の基準なんで、是非この話の続編で主人公たちと宇宙人達の交流の話とかも書いて欲しいです。
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by mizuao | 2005-12-20 20:52 | 本(著者ア行)

小川一水「第六大陸1」

昨日は納会で、昼間の三時から酒飲んでました。いいのかこれで、と思いつつ同期の子と日本酒飲んでました。やっぱ寒いときはビールとかサワーとかより、熱燗が暖まります。

小川一水「第六大陸1」
今からもう少しだけ未来の話で、日本の民間企業が月面に基地というか結婚式場を建てる話です。ロケットの積載量の話とか、月の土壌の話とか細かい説明を聞いていると本当に遠くない未来に月面基地とかができそうな気がします。問題はやっぱり金を出してくれる所がないわけで。この話では、アミューズメントパークの会長さんが金出してますけど、実際はそうもいかないだろうと思います。国とか金持ってるところが事業を起こすにしても、実際予算はどんどん減ってる状況みたいですし。それに今住む地球の環境整備を後回しにしてまで宇宙に行く意味があるのかと問われると、確かに苦しいものがあるのだと思います。私自身はある作家さんの言っていた「生命は海から誕生し、安全なはずの海を離れ陸に上がった。そして人間は大気に包まれた陸を離れ宇宙に出ることができた。(うろ覚え)」ってのが気に入ってますので、宇宙開発はどんどんやってほしいと思いますが。
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by mizuao | 2005-12-19 12:34 | 本(著者ア行)

梨木香歩「西の魔女が死んだ」

昨日ふと思い立ってフランス象徴主義についてでも勉強しようと、ネルヴァルやらマラルメやらランボウやらの詩を読んでみました。実に枕草子を上回る睡眠導入効果を発揮しました。図書館地下三階の静かで暖かな空気が漂う中、気づいたら一時間ほど経過してました。あのまま寝続けてたらサークルに遅刻してました。危なかった…。
ヴェルレーヌの詩はいくつか気に入ったものが見つかりましたが、マラルメとかはさっぱり分かりませんでした。ランボウの地獄の季節もあんなに読みにくいものだとは思わなかったし。自分が根本的に詩とかに向いてないことが分かりました。何とか文学系の専攻に行かなくてよかったです。

梨木香歩「西の魔女が死んだ」
不登校児になりかけの中学生の少女がおばあちゃんの家に逗留する話です。おばあちゃんのもとに預けられる孫という点でこの前の悪童日記と似てましたが、そっちが寒々しい気分になれる話だったのに引き換え、非常に心の暖まる話でした。
少女のまいが森の中に自分の居場所を発見するシーンがあるのですが、そこがとても気に入りました。何かあった時に一人こもれる空間を確保するのはとても大切なことです。それが静かな森にぽっかり空いた空間だというのがとても羨ましいです。
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by mizuao | 2005-12-15 12:56 | 本(著者ナ行)

桜庭一樹「ブルースカイ」

今朝の新聞で、ジブリの次回作でゲド戦記をやるらしいのを知りました。私が言うことでもないですが、ゲド戦記は映画化するには向かないかと思います。実写じゃないだけまだましですけど。ハリポタとかみたいに派手派手しい魔法も出てこないし、ナルニアみたいに世界が綺麗な訳でもないので映像にしにくいかと思います。ゲド戦記自体、結構内面的だったり社会問題についても書かれてたりするところが高い評価を得ている(つーか自分が好きなだけですが)作品だと思うんで、それがたかだか2、3時間でちゃんと表せるかどうか不安です。人種差別とか女性蔑視とか。それに、ファンタジーとはいえ小さい子が読んでもあんまり楽しい話ではないですしね。
まあ他の会社がやろうとするよりゃ、ジブリがやるのが一番よい作品にはなると思います。どうもゲド戦記の中では一番王道で盛り上がりやすそうな巻をもとにするようですし。

桜庭一樹「ブルースカイ」
大きく三部ぐらいに分かれてる作品ですが、実質物語の本筋となるのは最後の章だけな気がします。桜島の噴火に巻き込まれ、その時セカイと繋がっていたもの(携帯使ってた少年少女)は他の時空に行くすべを知ってしまいます。彼らは爆発から逃れるため時空の穴を取りぬけようとしますが未来から来た時間管理者たちによって阻まれ、また他の時代に行くことができたものも時間管理者に追いかけられ捕まり、元の時空に連れ戻されてしまいます。つまり、管理者に捕まる=噴火に巻き込まれて死ぬ、な訳です。これが最後の最後までわからない訳ですが。
この噴火に巻き込まれた少女青井ソラが、中世ドイツと未来のシンガポールに行くのが一部、二部です。この二部の未来のシンガポールでは「少女」はすでに絶滅していて、それに替わるものとして「青年」という存在が生まれてます。「青年」は本気で恋ができず流されているだけ。「青年」の恋愛の対象物となれる少女が既にいなくなっているという設定が楽しかったです。
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by mizuao | 2005-12-14 15:07 | 本(著者サ行)