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大峽和歌子・WILD ARMS ~花盗人~

マキシの腕の薔薇の刻印がかっこいいです。あの薔薇が3のヴァージニア達に継承されてる訳で。大峡さんのデザインは素敵です。
事故により花のガーディアンをその身に取り憑かせてしまったマキシが、荒廃した世界フォルガイアに花を咲かせるために旅立つ話です。1巻ではまだ旅立つ前の経緯の部分ですが…。花を咲かせるからには是非マリエルにも登場して欲しいです。花盗人というのは他のWAシリーズで見たことがないのでどんな設定になってるのか楽しみです。花=食糧だから盗みにくるのか、それとも他の意味があるのか。
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by mizuao | 2005-11-30 09:49 | 漫画

菅浩江「鬼女の都」

レポートに加え、引退する先輩たちに手紙を書かなければならないことに気づく。レポート同様かなり前から分かっていたのに、放ったらかしてた私が悪いのは分かってます。分かってますが、マジで面倒くさいです。さんざんお世話になった先輩に、感謝の念やら何やかんや伝えたいことはありますが、手紙を書けと言われると困ります。どうせ手紙に書いてもウチの筆力じゃ社交辞令にしかならないしな。とか思ってみても、書かなきゃならない事実に変わりはなく。

菅浩江「鬼女の都」
今まで読んだことのない人ですが、表紙イラストの山田章博さん(十二国記とか)とSF作家の書くミステリーという煽りに惹かれて借りてみました。借りて正解で、この人のしっとりした描写が気に入りました。
話の筋は、京都ものを書く同人作家がデビューを間近にして自殺し、その友達の女子大生が自殺の理由を探るというものです。京都が舞台の話なので、そこらじゅうに京都関連の薀蓄が散りばめられてます。五条大橋が今と昔で場所が違うとかいう豆知識的なものから、京都人の考え方とか物の見方とか。きっと京都で生まれ育った筆者だからこそ分かるものが書き込まれているのだと思います。
見立てや婉曲表現など、事件の鍵となるネタにも何種もの見方があって、物語の中の人たちと一緒になって考えこむことができました。京の良さと怖さの両方が知れる作品でした。
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by mizuao | 2005-11-29 12:51 | 本(著者サ行)

桜坂洋「スラムオンライン」

金曜土曜とプレ審が続き、体力的にピークでした。三田祭期間中にひいた風邪を完全にこじらせてます。一度審査技を通す度に体力ゲージが半分以上持ってかれます。普段でもきついのに、風邪ひいてる分余計にやばいです。今週の日曜が本番なんでとりあえずそれまでには風邪を小康状態に持ってきます。あぁ、レポートもやんなきゃ。

桜坂洋「スラムオンライン」
ネットゲーにはまる大学生が、ゲーム内でPKをしてくる辻斬りジャックを倒して最強になる話。格ゲーやってる人はあの短い間にこんなにもたくさんのことを考えているのかと思いました。相手の動き見て、予測して防御したり投げぬけしたり。私にはとても無理です。でも小説内に出てくるような、ポリゴンの街がそのままステージになるようなゲームができれば楽しそうです。地面の凹凸とか電信柱の位置とかを知り尽くしている人が、作戦勝ちできるような。
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by mizuao | 2005-11-28 12:35 | 本(著者サ行)

田村俊子「あきらめ」

久々の更新。本読んでなかった訳ではないのですが、家にいるとPC立ち上げるのが面倒になります。いや、レポートとかやってたんで使ってはいたんですけどね。
三田祭期間中にやろうと思っていたことが思ったとおりに終わってません。レポート一つはだいたい片付けましたが、OPACの方が本気でこれをやるのか?と思って止まってます。それにACも烏大老が倒せなくて止まってます。

田村俊子「あきらめ」
明治の女流文学です。シナリオライターを目指す女性が自立するか郷に帰るか何やかんやで悩む話です。ジェンダー論やってる国文学の授業で一部プリントで配られたので、ついでに図書館で借りて全文読んでみました。授業で配られた時も本気でこのテクストで授業やる気か?とか思いましたが、あらためて全文読んでその思いが強まりました。
主人公の女子大生は三人姉妹の真ん中で、既に結婚している姉の家に同居しています。んでこの姉が嫉妬深くてうざったく、しかもこの姉の旦那はこの子の妹と浮気しようと目論んでます。色々とドロドロです。しかも読んでるこっちが赤面したくなるような甘々なシーンがたっぷりです。しかも百合で。これから4回休まずについてきて下さいとか国文学の先生は言ってましたが、何をやる気なんでしょう?
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by mizuao | 2005-11-25 15:24 | 本(著者タ行)

山田正紀「天正マクベス」

プレ審まで一週間を切ってしまいました。レポートの〆切も近づいています。著作権の方は予定では三田祭入る前に終わっているはずだったんですが…。せめて今日中に片付けます。

山田正紀「天正マクベス」
どの辺がマクベスなんだろうと思ったら、確かにマクベスでした。そもそも登場人物にシェグスピアとかいううさんくさいのがいましたし…本物のシェイクスピアが実は日本に渡っていたとかいう設定です。ストーリーの要素はマクベス+真夏の夜の夢+ジャパニーズ戦国時代。どんな話だよという感じですが、それなりに楽しめました。
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by mizuao | 2005-11-20 09:40 | 本(著者ヤ行)

池田智子「カニバリズムの系譜」

今日は上野の北斉展行って来ました。ほんとに版画かと思うほどの細かさでした。洋風木版画とか見たことなかったので新鮮でした。
池田智子「カニバリズムの系譜」
カニバリズムに関する歴史と考察を期待してたんですが、実際は現在のリアルな人食の話でした(-_-;。今の北朝鮮の人食とか眉唾もんですが、サイズの不揃いな肉が裏通りで売ってたら注意とか微妙にリアリティがあって嫌です。あと肋骨の下切って胸蹴ると肝臓が取り出せるとか、最後まで読みきる前に二桁近く吐き気に襲われたので、あまり人様には読むことをお薦めしません。
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by mizuao | 2005-11-18 22:51 | 本(著者ア行)

デイヴィッド・エディングス&リー・エディングス「女魔術師ポルガラ1 運命の姉妹」

暇な三田祭期間を楽しむ予定だったのに、レポートのせいで忙しくなりそうです。三田祭期間に大船-鎌倉-江ノ島-大船と、一人歩く大会を決行する計画を立ててたんですが、果たして行けるかどうか。最低一日おきには用事があって外に出なければならないのに、その上レポートまで。たぶんこの計画だと直線距離にして20kmぐらい歩くので一日がかりになりそうですし、次の日筋肉痛は確実です。でもこれ以上寒くなると海沿いとか風強いから寒そうだしなぁ。

デイヴィッド・エディングス&リー・エディングス「女魔術師ポルガラ1 運命の姉妹」
あの強気なポルガラが双子の妹のベルダランに、いいようにあしらわれています。なんか新鮮な感じだ(笑)どうやらベルダランはポルガラに勝てる数少ない人の一人みたいです。ベルダランの持つのは受け身の力といいつつ、しっかりお姉さんを操ってます。
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by mizuao | 2005-11-17 12:35 | 本(外国人・その他)

アゴタ クリストフ「悪童日記」

今日はサークルの女子会で、東京タワー二階の中華料理のバイキングに行きます。サークルでイベントというと普段の練習より、よりえぐい内容の稽古のことを指すので、今日みたいな企画はとてもとてもありがたいです。ありがたいですが、金がありません。電車賃を出す気は毛頭ないのでもちろん三田からタワーまで歩きます。あんだけデカデカ見えてりゃ迷うこともないでしょう。人の言うには30分くらいだそうなので、迷う分含めて一時間前に出発します。

アゴタ クリストフ「悪童日記」
戦争中おばあちゃんの家に疎開して、虐げられる双子の少年の話です。この少年たちの行いやらその周囲は物騒で悲惨すぎて、もはやブラックジョークの連発にしか思えません。はじめは一文一文が短く、感情を排したような文体だったので、淡白な文章だなぁと思いながら読んでました。そしたらおばあちゃんの家の屋根裏部屋の描写で、「ぼくらがあらかじめ切れ目をいれておいた梯子が壊れて、そこから落ちてから、おばあちゃんは屋根裏部屋にはのぼってこない。」とかそんな記述があって、吹き出しかけました。この状況を少年たちの心情とか含めて詳細に描写したら、きっとこの文はありきたりでつまらないものになっていたと思います。逆にこの出来事がごくごく当たり前のことのように書かれているから、そのギャップに笑ったのだと思います。
あと、この文章で特徴的なのは始めから最後まで「ぼくら」の一人称で語られていることです。双子が別々の行動をとる時でも「ぼくらのうちのひとり」という言い方で、それぞれが全く分かれていません。どこぞの少年Aとかが凡人に思えてくるほどの二人の恐ろしさを、この「ぼくら」の一人称が余計に得体の知れないものにしています。
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by mizuao | 2005-11-16 15:31 | 本(外国人・その他)

ブライアン・W・オールディス「地球の長い午後」

学校でPC確保するのも一苦労です。図書館で資料調べようにもOPACだけじゃ役に立たないし。雑誌記事が検索できないのは授業でさんざん聞かされたんで理解はしたんですが、実際雑誌記事検索は絶対必要だし、図書館のPCを増やしてほしいです。つうかあの台数はありえないかと。やっぱ図書館内では冊子体かCD‐ROMを使えってことですかね。

ブライアン・W・オールディス「地球の長い午後」
変な世界で変な生き物がいっぱい出てくる、私が好きなタイプの小説です。地球の自転が止まって地球の半分が熱帯化し、植物が異常に繁栄してます。繁栄しすぎて地球から月まで蜘蛛の巣のように植物の蔦が張りめぐらされてます。既に人類は退化し(太陽からの熱線で脳がやられたため)、地球に残った動物はわずかに蜂とか生命力の高い生き物ぐらいになってます。動物がいなくなった替わりに植物が活発に動き出し、ハエトリ草とかウツボカズラもびっくりな凶悪植物が闊歩してます。火ぃ噴くのとかいるし。
こんな中、群れを追い出した少年グレンがアミガサタケとかいう不気味なキノコに寄生されつつ冒険します。アミガサタケは遠い昔から動物に寄生しのっとることで生き延びてきて、実は人間も元々ただの猿だったのが、アミガサタケがとりついて脳に変化し賢くなったという設定。確かに熱線で脳がやられた人間のアホさ加減には驚きます。いくらなんでも退化しすぎだろうと。
読んでるうちに物語の主筋が分からなくなりますが、月に行った人間が鳥人間化したり、巨大蜘蛛型植物が蔦をつたって地球と月を行き来してたりと、小ネタが豊富です。
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by mizuao | 2005-11-15 13:00 | 本(外国人・その他)

コクトー「声/ 恐るべき大人達」

校内からPCが撤去されてるの忘れてました。調べ物しようとしたのに(-д-)

コクトー「声/恐るべき大人達」
なんか私が勝手に思ってたコクトーのイメージと違うような。コクトー=詩人っつうイメージだったので、息子の結婚を認めようとしない母親とか、不倫相手を息子にとられた父親とか現実的で庶民的な感じで意外でした。面白いんですがいかんせん戯曲は読みにくいです。シェークスピアとか読んでた時も思いましたが戯曲は演じてもらわないと舞台背景が想像しにくいです。
次はコクトーの詩か「恐るべき子供達」でも読んでみます。
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by mizuao | 2005-11-14 14:33 | 本(外国人・その他)