カテゴリ:本(著者ワ行)( 9 )

渡瀬草一郎「空ノ鐘の鳴り響く惑星で 外伝」

 明日は朝から桜木町までお出かけです。卒論のためとは言え面倒くさいことです。その後母親と合流しておいしいものを食べにいくのが救いです。

渡瀬草一郎「空ノ鐘の鳴り響く惑星で 外伝」
 脇役陣を主役とした短編数本の間に、本編から十年後の話が差し込まれています。フェリオ様の出番の少なさが際立ちます。これはそういう趣向の話なので当たり前ですけど。本編で明かされなかったライナスティの過去話が読めてよかったです。
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by mizuao | 2007-11-08 21:38 | 本(著者ワ行)

渡部恒雄「「今のアメリカ」がわかる本」

 現実逃避をしたくなるとピアノをよく弾くようになります。受験前とかテスト中とか。昔はたまにFF弾きつつも基本クラシックだったのが、大学入ってからほとんど遊びな曲しか弾かなくなりました。マンションで夜八時までしか弾けないので、練習できる日がなく、難しい曲が弾けなくなったというのも一因です。しかしボサノバぐらいなら対外的に問題なくとも、ETERNAL BLAZEとか周囲の部屋でにやにや笑ってる人がいそうです。

渡部恒雄「「今のアメリカ」がわかる本」
 兄が買ってきた本。家族内での本を読まない認定を覆したいのか、何か本を買うたびに面白いから読めと貸してくれます。ありがたいことです。
 なぜブッシュがイラク戦争をやる気になったのかの理由がやっと分かりました。確かに北朝鮮とかイランとかもっと危険そうなのにちょっかい出すより、まだしもリスクが低い国の体制をぶっつぶした方が安全そうです。それでその辺の他の国に牽制できればいい訳ですから。そう言われると理に叶っている気がします。ただ現実にイラク戦争は失敗しました。何が悪かったかと言うと、この本曰くネオコンの人たちがイラクの戦後処理を甘く見ていたことにあるらしいです。この手の戦後処理の経験豊富な国務省を担当からはずしたのが運の尽きだったと。過去の経験を生かせないのはそれは指導者としてどうかと思います。
 
 
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by mizuao | 2007-10-14 23:24 | 本(著者ワ行)

渡瀬草一郎「空ノ鐘の鳴り響く惑星で 12」

 また金木犀の香る季節がやってきました。桂林の街は秋になると金木犀の香りに包まれると聞き羨ましく思いましたが、町中どこ行ってもこの香りなのはしんどいかなとも思います。一番好きな匂いの花ではありますが。

渡瀬草一郎「空ノ鐘の鳴り響く惑星で 12」
 シリーズ最終巻。とは言ってもまだ番外編が一冊残っているのでそれが楽しみです。
 傍迷惑なメビウスは倒され、ジェラルドも失脚して、綺麗にごたごたが片付きました。基本的には性善説なこの話らしく、それぞれの心境について同情的な描写があるので、悪役な人たちにもそこまで悪い感情は抱きませんでした。ここまで来るまでにかなり明らかになっていた世界像の方もはっきりと提示され、すっきりした気分です。ここまでコウ司祭たちがなんで蛇か深く考えていませんでしたが、言われてみれば納得です。蛇って不思議な生き物ですよね。神格化されたり、はたまた人間を誑かす側だったり色々です。
 国同士や世界観の揉め事が解決したように、フェリオを巡るウルクとリセリナの三角関係も綺麗に解決しました。この話がファンタジーで、フェリオが王族だってことをすっかり忘れてました。二人とも娶るという、現代日本では叶えれない素敵な方法があるわけです。なんて素晴らしい。まあその場合人間関係がややこしくなったりするリスクはありますが、この三人なら大丈夫と読者が安心できるだけの積み重ねがこの話にはありますからね。全く問題ない。現にこの3人の子どもはとても仲が良さそうです。
 あと後日譚でのイリスの反則的なデレっぷりに悶えました。エンジュも頑張った甲斐があるというものです。
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by mizuao | 2007-10-08 19:48 | 本(著者ワ行)

渡瀬草一郎「空ノ鐘の鳴り響く惑星で 9~11」

 新作エヴァの映画を見てきました。ところどころはしょってるなとは思いつつも、なんせ放映当時(小3か小4)に見たっきりですから、綺麗に記憶が抜けてます。初戦でシンジがこけたり、二戦目で弾を撃ち尽くして自滅したりするのは覚えてますから、どっちかというと日常的な部分の方が忘れているのかもしれません。黒ジャージの彼とかカメラの人とか、存在からして忘れてました。今回出てこなかったはずの委員長とかは覚えているんですけど。次回予告を見る限り、結構ここからは話が変わるみたいですね。お下げの子とか、前はいなかったはずです。

渡瀬草一郎「空ノ鐘の鳴り響く惑星で 9~11」
 土曜からこんだけ読んでたら、そりゃ寝不足にもなるよな~と思います。大切な日の前に遅くまで本読んで、無様な姿をさらすというのもみっともなかったです。情けない。
 しかし、それはこのシリーズが面白すぎるからということにも一因があります。「荊の城」みたいなわりと硬めな小説もよいですが、会話劇と小ネタで笑わせてくれるラノベは素敵です。まあラノベと言っても多種多様ですが。
 9巻は再び休息編で、フェリオも大人しく王城におさまり、舞踏会に出席したりしています。で、お約束ですが舞踏会での二人が本当に美しいんですよね。ウルクもリセリナも最高です。岩崎さんのイラストもまた、本当に美麗です。それに今まであまり美醜についての描写のなかったディアメルも、メイド姿をさらすことで、素晴らしい素材を持っているということが分かりました。空鐘の女性陣は本当に素晴らしい。
 新しくでてきた女性と言えば、ウルクの姉の、神姫ノエルもよいですよね。ウルクだけでなく、あのカシナートまで手玉にとってるあたり、すごすぎます。この姉妹の仲の良さもまた心が和みます。妹をいじる姉、というのも私の好きなパターンです。ウルクとシアみたいに、妹をべたべたに猫っ可愛がりする姉というのもおいしいですけど。ああ、イリスのツンデレっぷりも、アンジェリカのクールさも、シルヴァーナの天然悪女っぷりも、パンプキンのお茶目さも、語りたいことがたくさんあります。このシリーズはどれほど私を萌え死なせれば満足するのでしょうか。
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by mizuao | 2007-09-18 23:35 | 本(著者ワ行)

渡瀬草一郎「空ノ鐘の鳴り響く惑星で 6~8」

 今日は日野の図書館に見学に行ってきました。まず電車賃が定期を使った上で千五百円近くかかったことにへこみ、昼ごはんを抜かしてしまいました。図書館間の移動も、電車賃をけちって徒歩で決行し、案の定迷いました。多分本当なら3、40分くらいで行けるところを一時間。まあそれで済んだのが幸いというものです。

渡瀬草一郎「空ノ鐘の鳴り響く惑星で 6~8」
 パンプキンかっこいいと思いました。独自の論理で動くため、敵味方の利害を省みなかったりするあたりが素敵です。あの芝居がかったセリフと、リセリナとウルクのことでフェリオを弄るあたりも。早々にやられる役かと思ってましたが、このまま最後まで生きてそうですよね。見せ場も多いし、この話一番の道化役です。
 今回で随分情勢が変化しました。北方民族が味方についたため、タートムの侵攻は失敗。ひとまずカシナート司祭とも和解のような状況なので、次の段階ではラトロアも出てくるでしょう。強力な戦力になるであろう来訪者の方々も、ムスカが裏切ったため、ばらばらになって、リセリナのオリジナルのSな方は、ラトロアに付いた模様です。そろそろ人物が増えてきて、把握するのが大変になってきました。
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by mizuao | 2007-08-03 19:52 | 本(著者ワ行)

渡瀬草一郎「空ノ鐘の鳴り響く惑星で 5」

 うっかり第二段で、地元の自治体の一次試験に通ってしまったので、さらに就活が延びました。もういい加疲れました。一般論文に、適性検査に面接に身体検査。旅行日程にかぶらなかったのが唯一の救いですが、会場でゼミの先輩に出くわしそうなのが最悪です。

渡瀬草一郎「空ノ鐘の鳴り響く惑星で 5」
 ここでフェリオが王位につかされるのかと思ったら、三男の方に行きましたね。どうせ第三王子に不幸があって、フェリオが王になるんだとは思いますけど。とにかく今回はウルクを助けるために王城から離脱です。親友を助けるんだと必死になるフェリオがかわいいです。その分記憶を操作されたウルクに再会した時の彼のショックが見ていられませんでしたが。頑張れフェリオ。でも、人格抑えられているはずのウルクがそれでもひたすら優しい子ですよ。シアを抱きしめて寝る姿にジーンときます。
 しかし、フェリオはウルクとリセリナのどっちにいくんでしょう。二人とも本当にいい子なんで、何かいい解決法がないか悩みます。リセリナが自分の想いに気づいて、二人のために身を引こうとしたんでここで脱落かと思いましたが、彼女には昇華という最終兵器がありましたね。また猫化して、フェリオにべたべたです。可愛いなぁ。
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by mizuao | 2007-07-12 23:57 | 本(著者ワ行)

山田宏尚「図解雑学 コンピューターのしくみ」

 授業で、シューベルトの魔王を原曲から編曲版まで、全5タイプ聞きました。やはり原曲のピアノ伴奏で、テノールの人が歌ってるのが一番好きだと思いました。息子と父親、魔王と語り手、四人分を歌い分けてるんですが、魔王の声が甘い甘い。皆魔王の部分は誘惑する感じに甘く歌ってるんですが、テノールの方のはほんとに色っぽかったです。

山田宏尚「図解雑学 コンピューターのしくみ」
 この前のロボットに引き続き借りてきました。ソフトがうんすんどころではなくて、本当に原理的な所から説明してくれます。今までも名前はよく聞いていましたが、初めてまともにノイマン型コンプイータの意味を理解しました。
 あと、コンピュータ発展の歴史もまとめてあったんですが、IBMがいかに可哀相な会社だったのかが分かりました。もうちょっと上手く立ち回っていたら、マイクロソフトなんかに良いとこだけ持っていかれたりしなかったのにと思います。私が使ってるマウスパッドはIBMのロゴが入っているんですが、なんとなく哀愁が漂っている気がしてきました。
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by mizuao | 2007-07-10 21:56 | 本(著者ワ行)

渡瀬草一郎「空ノ鐘の響く惑星で1~4」

 道端で人に突っ込んでくるようなドジそうな子は、決して木に登らせてはいけないと思いました。というか、彼女は死人だと確信してたのに、生きていたんですね。よかったよかった。

渡瀬草一郎「空ノ鐘の響く惑星で1~4」
 中世ヨーロッパ風の世界を舞台にしたアルスラーン戦記のような印象を受けました。主人公はアルセイフ王国の第四王子。後ろ盾となる実家もなく、王位継承権からもほど遠いはずのフェリオは、父王と兄である皇太子が突如殺されたために、一気に王位継承をめぐる内乱に巻き込まれます。そんな中で、彼の人を惹きつける力と何より国を大切にする性格を見込んだ家臣たちに担ぎ上げられ、国を隣国に売ろうと企む第二王子と戦います。で、王城で権力を掌握しようとする第二王子を死に追いやるところで、四巻目は終わりました。
 こうまとめるとわりとシンプルですが、実際は神殿や隣国との勢力争いやら、異世界からの来訪者やらが絡んできて、かなりややこしいことになっていきそうです。年に一度、空から鐘が鳴り響き、天空から何本もの柱が垂れ下がっているこの世界自体が、どのような世界かというのも興味深いです。この辺は異世界からの来訪者たちが解き明かしてくれるでしょう。
 アルスラーンとフェリオと比べていると、結構面白いですね。二人とも一度は王都を追われた身で、正統な王家の血をひいていない。その性格で優秀な家臣たちを従わせ、王者としての資質を持つ。優しくて、誠実で、素直。なにより民や国を思っている。剣の腕が立って、必要な時には非情になれるへんは、フェリオの方が一歩上手でしょうか。あと、天然女殺しぶりもアルスラーンにはありませんね。
 今のところヒロイン候補は二人ですかね。一人はリセリナといって、異世界からの来訪者の一人にして、桁外れの戦闘能力を持ちます。こちらの世界にきた途端にフェリオに会ったので、刷り込み状態でフェリオを慕っています。性格は控え目で優しく、昇華(覚醒)時には野生動物化してフェリオに懐きまくるのがチャームポイント。「少女は首筋にじゃれつき、フェリオの耳朶を甘噛みしている。」という描写周辺に悶えました。
 もう一人のヒロインは、神殿の司祭で、同時に高位の聖職者、神姫の妹であるウルク。リセリナもすごい好きなんですが、ウルクは一気に私の脳内でベスト10入りを果たしたと思われます。空色の髪を一つに纏め、凛とした雰囲気をまとう少女。温厚で清楚、なおかつ行動力抜群で、芯のある強さを兼ね備えています。その聡明さと、中央神殿というドロドロした世界で育った経験を生かして、フェリオを支えます。フェリオを不利な政略結婚から守るため、自らフェリオの婚約者を騙りつつ、フェリオが冗談混じりに「婚約者ぐらい、自分で護る。」と言われたり、抱きしめられたりすると赤くなる純情ぶり。しかし、フェリオも罪なものです。ウルクが恐怖で震えていると勘違いして強く抱きしめた結果、余計ウルクの鼓動が上がって、それをなおやっぱり怖かったんだなと納得するあたり、この鈍感男ーと叫びたくなります。ウルクの可愛さに、手をばんばん机に叩きつけながら。
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by mizuao | 2007-06-14 20:19 | 本(著者ワ行)

若竹七海「心のなかの冷たい何か」

 「ああいうのは黒百合って言うらしいのよ。」 どこから聞きつけたか、母親が誇らしげに語ってくれました。金持ちの男を引っかけたり、人様をバラバラにしたりするのは白ではなく、黒百合と言うそうです。あげくの果てに「あなたは何かしらね。鬼百合とかどう? あっ、鉄砲百合ってのもあるわよ?」と言い出し、妙に楽しげです。
 ・・・確かに私には、あの環境の中でベストを尽くして捻くれてみせたという自負があります。しかし母上様、鉄砲はともかく、鬼百合という単語は別の意味でたいそう危険なのですよ。どこぞの会長さんを連想させますから。

若竹七海「心のなかの冷たい何か」
 カテゴリーでワ行に入る本を読んでなかったので、借りてみました。一応本屋の若い女性向けのコーナーとかに平積みしてある名前なので、有名な方なはずです。ミステリーとして楽しめましたが、もう少し私より年齢層上目な設定なんでしょうね。OLのお茶汲み事情とか面白かったです。そこかしこに散りばめられた、薬物系のネタも、まあ今後何かの参考にできれば。
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by mizuao | 2007-01-25 16:05 | 本(著者ワ行)