恩田陸「中庭の出来事」

 昨日は地元の図書館に職場訪問に行ってきました。本のいっぱいあるところに行くと無条件に嬉しくなるのですが、やはり書庫は格別です。電動書架がびっしり入ってたり天井まで本が並んでいたりするのを見るとわくわくします。一般フロアと違って照明も落としてあるのでダンジョンっぽさが増しています。やっぱ書庫でひたすら出納する人とかやっていたいです。ならアルバイトになれという話ですが。

恩田陸「中庭の出来事」
 久々の恩田さん。劇中劇の劇中劇というか多重の入れ子になっていて、最後訳が分からなくなりました。結局どれが一番下の階層なんでしょうか。『告白』ですかねぇ。それを書いたのが神谷で、彼も『中庭の出来事』という劇の登場人物の一人であると。さらにそれの他におじさんたちが話している世界と、おじさんとおばさんが話している世界があって、それが最後の辺で融合してるっぽいのですが、もう完全に混乱しました。
 あと最後に初出見てびっくりしたのがこれが携帯小説だったということです。すごく細かく章が分かれているので携帯小説と言われて納得する部分もありますが、これがバラバラに配信されてきたらいよいよ混乱するのではないかと。まあでもそこを敢えてやってみるのが恩田さんなんだろうと思いました。
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by mizuao | 2008-01-19 19:53 | 本(著者ア行)
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