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森奈津子「シロツメクサ、アカツメクサ」

 なのはを見てたんですが、今まで手を出さなかったことに真剣に後悔しました。無印ラストのなのはとフェイトのやりとりに、本気でにやけっぱなしでした。抱き合ってリボン交換とか、最高ですよね。それでエースの方でちゃんと交換したリボンをしてるのとかも可愛すぎです。本気で戦い合った二人が、強い絆で結ばれる。なんともすばらしい展開です。評判どおり、戦闘シーンも動きがあって楽しかったです。

森奈津子「シロツメクサ、アカツメクサ」
 私はこの人の作品だとギャグが一番好きです。だからホラーでシリアスなこの短編集は少々肌に合わない感じでした。それでも「翼人たち」のオチは笑いました。自分に翼がついてるとしたら、どんな翼になるんでしょうね。とりあえず哺乳類の翼はかっこ悪いです。蝙蝠あたりならよいかも知れませんが。
 あとは表題作の「シロツメクサ、アカツメクサ」がホラーとしてよかったと思います。三つ子の一人が自分の罪を告白した日記を書いているはずが、段々自分が誰なのかわからなくなっていく話です。
by mizuao | 2007-09-22 22:17 | 本(著者マ行)
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