恩田陸「チョコレートコスモス」

 なんとか図書館に潜り込むことができそうです。交通事故とか傷害事件とか起こさなければの話ですが。あと卒業できなくても意味がありません。図書館に就職決まってたのに卒論で落とされたーとかなったら、専攻で伝説の人として名前が残せそうです。というか先生たちの授業のねたにされそうです。そんなことは避けるためにも、あんま本読んでる場合ではないんですよね。でもたかだか5分間耐えるだけじゃん?自由技の6分の1だよ、はっはーとか開き直ってきたので、根性をたたき直さないといけません。

恩田陸「チョコレートコスモス」
 しばらく前に恩田さんが劇の脚本をやるとかいう記事を読みました。小夜子にしろ憂理にしろこの作品にしろ、恩田さんは前々から脚本家を狙ってたんだろうなと納得しました。早稲田出身だったはずだし、虎視眈々と脚本も書き留めてたんじゃないかと思います。それぐらいのしたたかさは絶対ありますよね。
 この作品はガラスの仮面を素でいってます。才能も実力もあるサラブレッドに、天性の才を持つぽっと出の少女。ご本人も意識して書かれたとは思いますが、二人で舞台の上で争って、違う世界に行ってしまうあたり、完全にそういう話です。出てくる女優たちは皆個性豊かで、特に響子視点の感情描写がどろどろで面白かったです。
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by mizuao | 2007-09-02 22:04 | 本(著者ア行)
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