小川一水「天涯の砦」

 ラーゼフォンの映画版を見ていて、KURAUもいっそ映画ぐらいの長さにしてしまった方が分かりやすくなるのではと思いました。シンプルにクラウとクリスマスのラブラブっぷりと、クラウとお父さんの親子愛の話にしてしまってもきっと面白いです。アヤカさんの過去話はよかったですが、クラウ達の逃避行がいささか長すぎた気がします。つまらないというよりは、二人の幸せがまたいつ崩れるのか落ち着かない感じで・・・。やっと一所に落ち着いたと思ったら、すぐ襲われますからね。ゆっくりと幸せに暮らしてる描写がもっと欲しいと思ってました。
 まあその分最終回後の二人の幸せな生活を想像して、和ませていただきました。マイナーアニメですが、私が灰羽の次に好きな作品です。

小川一水「天涯の砦」
 ”地球と月を中継する軌道ステーション<望天>で起こった破滅的な大事故。”生き残った人々が必死に助かろうと頑張る話で、ありがちではありますが、さすがに面白かったです。真空、無重力の恐怖ってのをひしひしと感じました。あとパニック状態に陥った時の、人間の恐ろしさと。かなりの人数死んでいっているのに、ある程度ハッピーエンドっぽいのがすごいです。しかし、功とキトゥン、風美は最後まで好きになれませんでした。
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by mizuao | 2007-06-23 23:15 | 本(著者ア行)
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