秋田禎信「魔術師オーフェン・無謀編 12 そのまま穴でも掘っていろ!」

 面接ついでに、近くにあった水道橋図書館に見物に行ってみました。先日行った新宿区の分館があまりによろしくない図書館の典型であったので、正直ここにも期待していませんでした。
 が、しかし。まず入った一階は、広々と児童コーナーになってます。建物と内装が古い感は否めませんが、それを補って余りある暖かな飾りが施されてます。大型の絵本とかが壁側に立て掛けられるのと、外国語の絵本が妙に充実していたのが特に印象に残ってます。
 二階に上がって驚いたのが、入ってすぐのカウンターで「こんにちは」と声を掛けられたことです。いや、図書館のあるべきサービスとか習っている身としては当たり前のことなんですが、実際の図書館に行って声を掛けられることも珍しかったので。・・・なんか挨拶されて驚いたこっちが非常識なような気分になりました。
 さすがにお金がないのか、資料全体見回して古くなっているものが多いなーと思いました。しかし、文庫コーナーと写真集の充実っぷりはすごいですね。文庫は特に、岩波と早川に圧巻されました。まず岩波の方から目に入って、赤、緑、青・・・まさか全部買ってるんじゃ?と驚いたところで、次に裏に回ってみると、こちらもずらりと早川が並んでいます。しかもよく見ると並べ方がおかしいんですよね。普通は著者名順に並んでるものなんですけど、ここは豪気なことに番号順、つまり出版年順に並べてあります。あの感じじゃあ、きっと早川文庫も全部買ってるんでしょうね。いっそあそこまでくると、文庫の横に早川と岩波の目録も並べておくと親切かと思います。
 ・・・面接とちったのは、決して面接前に現実逃避しすぎたせいではありません。

秋田禎信「魔術師オーフェン・無謀編 12 そのまま穴でも掘っていろ!」
 「フリでもいいから努力しろ!」。コギーの栄転話ですけど、ラッセルさんの常識人ぶりが限りなく浮いています。オーフェン、コギーと並ぶと、ラッセルさんの真面目な対応がすごい違和感で、改めて彼らの異常さを感じました。
 「かよわい彼女のまもりかた」。これはアザリーが変質者に狙われていると主張する話ですね。いや変質者かどうかはともかく、実際に狙われてた訳ですけど。誰も自分が襲われる危険について本気で心配してくれないので、アザリーが拗ねます。そして涙ぐましい努力をします。かわいいです。
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by mizuao | 2007-03-14 18:16 | 本(著者ア行)
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