化野燐「件獣 人工憑霊蠱猫」

 ひな祭りということで(本当は明日だけど)、母さんがあられを揚げてくれました。この手の物って、やっぱ揚げたてが最高ですよねぇ。と、許可が下りたのをいいことに、揚げた先からつまみ食いしてました。

化野燐「件獣 人工憑霊蠱猫」
 シリーズの四作目ですかね? おどろおどろしそうな、ジャケットと、タイトル、それに著者名に目が止まり、一度読んで見たかった作品です。
 で読んでみて思ったのは、きっと一巻目とか二巻目はすごい面白いんだろうな、ということです。単純に化物が出てくるのでなく、妄想なんたらかんたらの力で化物が出てくるらしいんですが、さすがに四巻目ともなるとその辺の詳細が省略されてしまってます。名前から考えると、Missigの構造に近そうなんですよね。あと、主人公が実は・・・というのがすぐに分かってしまうので面白みが少ないです。素直に一巻目から読めば、ちゃんとその辺を生かした演出が楽しめたんでしょうけど。
 件・・・というと、私の中では日本の妖怪の中ではメジャーなんですけど、一般的にはどうなんでしょうね。黒祠の島とか、スパイラルの公式Web小説で出てくるのを読んだことはありますが。ただ予言する動物というだけでなく、観測者としての役割も持たせたのが、この小説の新しいところでしょうか。
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by mizuao | 2007-03-02 22:36 | 本(著者ア行)
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