有川浩「図書館内乱」

 土日風邪でダウンしたため、レポートが滞っています。もっと何日も寝込むはめになるかと思っていたので、意外に早く回復して助かりました。しかし昔からよく連休中に体調崩してましたが、その体質は健在なようです。今期は月曜は授業はなくバイトだけなので、ぶっ倒れるなら土曜が一番都合がよかったので。まだ授業休んだことないのにぃーと歎いていたら、母親に大学生の風上にも置けないとか言われました。

有川浩「図書館内乱」
 図書館で何十人も予約待ちしてたのがやっときました。塩の街の頃は電撃読者ぐらいしか知らなかっただろう名前も、随分有名になったことです。図書館のことをよく勉強して書いているとこの前某先生がほめてましたが、関係者にこう言わせる作者の綿密な下調べには頭が下がります。
 有川さんの作品の魅力の一つに、かっこいい大人が出てくるというのがあると思いますが、今回は結構脇役固めが行われていたと思います。一巻から柴崎さんは好きでしたが、この巻で完全にやられました。そもそも「逮捕・・・」の夏実、美幸コンビがツボだった私には笠原と柴崎ペアが素敵すぎます。直情径行、体力バカの笠原。人当たりよく、できる女の柴崎。どっちも私が好きなタイプです。前回から見え隠れしていた柴崎の黒さが、今回彼女の過去と共により明らかになり、さらに好きになりました。笠原みたいに自分のすごさを自覚していないタイプもよいですが、自分の能力を把握し使いこなせる人間も尊敬します。ちゃんと人間的で弱い部分もありますしね。・・・人間不信だけど実はいい人同士、手塚とひっついてしまえ。

 メディア良化法は絶対いらないけど、就職先として図書館隊は最高だよなぁ・・・と結局読んでて前作と同じ結論が出ました。戦う司書って素敵な職種だと思うのですが。多分うちの専攻でもあと一人ぐらいは賛成してくれると思います。多分。
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by mizuao | 2006-12-04 11:17 | 本(著者ア行)
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