大崎梢「配達あかずきん」

 ここ一週間ほど親が、早くイノシシの絵を描け、描け、と迫ってきます。毎年うちの年賀状は木版でやるのが恒例となっていて、私は元絵と彫り担当、父親(+私)が刷り担当となってます。今年は忙しいから、父親に全部やってくれと主張してますが、父も「僕がやったらかっこがつかん」と嫌がってます。さあどうなることやら。

大崎梢「配達あかずきん」
 母親の知り合いづてにサイン本が回ってきました。どうやら地元の本屋の店員さんが書いたらしいです。作中の描写に、ここはあの辺かなぁとか思い当たる点も多々あります。床屋さんもあの店のことかなとか思いましたが、母親がひたすら「イケメン床屋なんてない。イケメンじゃない」とか言ってます。
 本屋さんの仕事が詳細に書き込まれているというのがこの作品の売りらしく、昨日かおとといの朝刊にも、本屋ミステリーの代表作のように書かれてました。営利、非営利の差はあれ、自分の図書館実習の経験と重なる部分が多く、楽しめました。利用者の方からあいまいな質問が来て、それに答えられた時は嬉しかったし、児童コーナーでおすすめしたコロボックル物語は、気に入ってもらえただろうかと未だに気になります。それにコミュニティに合わせた図書館作りと授業で叩き込まれましたが、本屋さんもそういったことを意識してるんだと感心しました。しかしそういった分析はもちろん本屋さんの方が優れていると思うので、見習わなくてはと思います。奇跡的に図書館に就職できた暁には・・・ですけどね。
 「パンダは囁く」の謎は作中の本屋さんより先に解けて嬉しかったです。他のはさっぱりでしたけど。
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by mizuao | 2006-11-19 10:58 | 本(著者ア行)
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