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三輪眞木子「情報検索のスキル」

 3年前に漬けていたざくろ酒が、どれだけ待ってもついに渋みが抜けず、あきらめて捨てました。・・・もったいない。皮を長々と漬けすぎていたのが敗因のようです。4年前に作ったいちじく酒は香りも味もよく、ちびちびと飲んでいましたが、あと一瓶になってしまいました。現実逃避も兼ねてまたなんか漬けようかと計画中です。

三輪眞木子「情報検索のスキル」
 ゼミの先生が読んでみるといいとおっしゃっていたものです。確かにすごい参考になりました。今度の発表に役立ちそうな部分も、予定外に見つけることができましたし。セレンディプティとか言うんでしたっけ?
 ちょうど授業でやっている情報ニーズの種類の話も出てきて、訳す手間が省けたとか思いました。それに情報探索のプロセスも数モデル紹介されていて、自分がちょうど私的なことで情報探索中だったため、それをあてはめ納得することができました。情報学というのは、人間のだいたいの行動に密接に関わってくるので、これ一つ知ってるだけで分析のネタができて楽しいです。
 この筆者が主張するものの一つに自己効力感というのがあり、それは個人の自己の能力への確信の程度を示しています。ある人が自分の情報探しの能力に自信があれば、それだけ途中であきらめて挫折しにくくなるし、自信のある分目標設定が高く、自然に結果も高くなるという話です。まあこれ自体はそんなもんだろなと同意できなくもないですが、どうもこの話を扱っていた3章がひたすら啓蒙の書のようで苦手でした。
by mizuao | 2006-10-16 13:35 | 本(著者マ行)
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