なんとか灰羽第二次布教はそこそこ成功しました。レキ姉さんの素晴らしさについて語れる仲間ができてよかったです。
ジャック・フィニイ「盗まれた街」
宇宙人もしくはそれに準ずるものによる地球人のっとり型の原点にあたる作品だったと思います。外国作品はもちろん筒井さんとか恩田さんとか私が読んだだけでも結構この型の作品はたくさんあります。そういや聖霊探偵もそうっしたね。
この前のふりだしに戻るとはまた違って、スリルあふれる作品でした。やはりのっとり系は自分の隣人が信じられなくなるところにその恐怖はあると思います。誰が味方で誰が敵か疑心暗鬼になりつつ、自分ものっとられてしまった方が早く楽になるかもしれないという誘惑。