やっとレファレンスの大作レポートが終わりました。答えがあってるかどうか分からないですが、もういいです。あとは野となれ山となれ。
吉屋信子「小さき花々」
家の近くで吉屋信子展をやっていたので、何かの縁と思い読んでみました。短編集なんですが、小さい頃に道徳とか倫理の授業で読まされた文章みたいです。ほとんど主人公が悪いことをしていて改心するというパターンです。貧乏暮らしを知らずに高飛車に育った少女が諌められたりとか、学校をさぼった少女が結局さぼりはつまらないと悟ってみたり。この手の話は主人公に感情移入すると痛々しくてどうしようもないので、あまり好きではありません。