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山田正紀「神狩り」

 岐阜やら富士山やらにちょこちょこ旅行に行ってたので、本は読んでたんですが、なかなかブログを開く根性がありませんでした。夜行列車ながらで行く格安旅、揖斐の寺の生乾き即身成仏ミイラとか、長良川の鵜飼とか、富士山雨中の行軍とか、お鉢めぐりとか、記録しときたいことはいっぱいあったんですけど、いかんせんある程度テンションが高いか低すぎるかしないと日記もどきなんて書けないものです。
 さてそれで今日のプリキュアですが、最高でしたね。いや、サンシャインが全面に出始めてから、ずっと最高ですけれども。いつきの大きいお友達に大ウケしそうな設定ににたにた笑いが止まらないい大きなお友達です。奈々さん主役を聞いてちょこちょこ見てた甲斐が本当にありました。
 今日もやたらめったら男前なところを発揮しまくってました。サンシャイン。変身シーン、髪が伸びてにこっと満面の笑みを浮かべるところとか実にたまりません。気づいたら画面の前で拳を握りしめて、えーりんえーりんしてました。正しくこの手の魔法少女アニメを見て興奮するべき年齢だった時より、今現在の方が絶対のめり込み具合が高いです。自分が気持ち悪い。
 そして朝上がりきったテンションがやっと落ち着いた夕方。親がいなくて一人だったので、おつまみ作って一杯やってた訳ですが、たまたまつけていたNHKがアニソン特集。確か先週だか先々週だか、奈々さんが出てて、両親の前でガッツポーズ決めて父親にどん引きされたっけと回想してたら、なんと初っ端から、奈々さんと田村ゆかりさんのデュエットです。しかもイノスタとリトルウィッシュ。なのは1期の組み合わせです。NHK、実によくわかってますね。またここでもTVの前でえーりんえーりん大興奮です。しかも二人の衣装が、ゆかりんピンク、奈々さん黒に黄色(黄緑)とか、ファンにとってよく配慮されてます。多分二人のリボンもちゃんと意図的に結んでましたよね。とても二人ともいい歳してするかっことは思えませんが、そんなことを忘れて盛り上がれるのがアニソンの良いところです。単にその歌単独の力だけでなく、物語全体を背負ってるというのが、あれだけの人に強く受け入れられているという理由ではないかと思う訳です。

山田正紀「神狩り」
 岐阜旅行中に読んでた一冊。主人公のとんがり具合が、初期作と言われて納得できるような青臭さです。人間で遊ぶ性悪な神に対して、言語学者がその存在に近づこうと挑む話なんですが、ここまで真っ向から神様に立て突こうという話を読んだのは初めてかもしれません。ESPだったり、神だったり、超自然に理不尽なものが出てきながら、挑む方法がスパコンというあたりがSFなんでしょうか。
by mizuao | 2010-08-08 20:34 | 本(著者ヤ行)
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