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真田一輝「執事少女とお嬢様」

 「僕らのアリス、君が望むなら」。女王×アリスが気になってしょうがない歪みの国ではなく、ジョニー出演のアリスの映画を見てきました。
 アリスがワンダーランドを再訪するという設定なのですが、始めの方の流れは原作と一緒。木の根元の穴から自由落下したあげく、小さな扉しか出口がない部屋にたどり着きます。
 そしてアリスが小さくなる薬を飲む場面を見て、はっとしました。アリスの服は縮まないで、アリスだけちっさくなっていくんですよ。これは脱げフラグ?と淑女スマイルを浮かべて待っていたら、ちびアリスは元々下着だったらしき布を巻いてでてきました。軽く舌打ちしかけましたが、一応私もアリスくらいは読んでます。今度はアリスが大きくなるんですよね。分かります。服が破け散るのも定番です。と思っていたら、ギリギリのところで止まりやがりました。
 その後も脱げそうで脱げない、見えそうで見えないという絶妙なラインを保ちつつ、とうとうエンディングを迎えました。正直、それが気になって、映画の他の印象がなにも残ってません。結局主人公の鎖骨の美しさと太もものラインのみが印象に残った映画でした。悪いのは私です。

真田一輝「執事少女とお嬢様」
 落花流水の真田さんの新作です。四コマじゃなくて、ストーリー漫画なんですね。ちゃんと笑いどころはあるので、あんまり雰囲気は変わらないでしょうか。
 高飛びした親に置いてかれた主人公が、全校生徒憧れの同級生の家に、執事として転がり込みます。主人公の友人のモブっぷりといい、なんとなく神無月を思い起こさせる話です。これは全然シリアスではありませんが。そして全然関係ないですが、バクマンのシリアスな笑いというのを聞いた時に、神無月第一話のラストを連想しました。真面目な場面のはずなのに、あそこまで腹抱えて笑うというのもなかなかできない体験でした。
by mizuao | 2010-05-17 23:50 | 漫画
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