恩田陸「不連続の世界」

 先週末は日帰りで高原の避暑地に行ってきました。その日は運よく暖かく、ソフトクリーム複数個食べたり、オープンテラスでのんびりお昼食べたりができる温度でしたが、周囲はもう完全に晩秋でしたね。紅葉が地元では考えられないくらい真っ赤に色づいて、条件が揃えばこんなに深い赤になるんだなと感心しました。ただ夕方になってみると、昼間あまり目立たなかった、くすんだ黄や橙々の樹の方がいい味を出してました。

恩田陸「不連続の世界」
 久々の恩田さん。この人はこのくらいの短編が一番まともに落ちてるかなと思いました。置いてきぼりにならない程度でほどよいです。話としては「悪魔を憐れむ歌」が一番面白かったです。ラジオで流れる死を誘う歌声。結局は人力ボーカロイドだった訳ですが、山の存在で背筋がぞくっとしました。恩田さんのこういう得体のしれないものの話は大好きです。
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by mizuao | 2009-11-03 23:42 | 本(著者ア行)
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