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竹宮恵子「イズァローン伝説1-8」

 なのはのエースと、ささめきことと、超電磁砲。この秋はなんてすばらしいんでしょう。なのははOP前、なのはとフェイトちゃんがくるくる回ってるのを見るだけで幸せな気分になれます。一度見てるからこそこれからの展開も見どころも分かっていて、安心して見れますし。

 レールガンは原作を知らないので不安だったんですが、黒子がいい突き抜け方をしてますね。しばらく前まで動画サイトでやってた近親百合アニメの、ストーカーを思い出します。さくちゃんにはお金の力がありましたが、黒子はテレポート能力者。クレヤボヤンス同様、変態に与えていけない超能力ベスト3には入る気がします。アニメでもシャワー室に乱入したり、下着脱がしたりとやりたい放題です。原作からして彼女が報われることはなさそうですが、笑えそうなのでそれもよし。それに見た目的には佐天さんがストライクです。

 ささめきことは素晴らしい演出ですね。スタッフさまが手の使い方をよく心得ていらっしゃいます。導入は、すみかと風間が人のキスシーンを目撃してびびるシーンでしたが、さりげなく風間の手をすみかの手に重ねるあたりがすごいです。風間は無意識で、すみかは意識して風間を見つめるとか、もう甘酸っぱすぎて初っ端から床をばしばし叩きました。あとは二人が手をつなぐところ。ここは原作もよかったですけど、やはり動きがつくと、二人の微妙な関係がよりよく分かりますよね。普通に手をつないだのを、恋人つなぎに直して、ぎゅっとして。この距離感がたまりません。

竹宮恵子「イズァローン伝説1-8」
 昨日今日と母親の実家に行ってたので読んできました。あと3巻で完結という中途半端な読み残しをしてしまいました。話は純然たるファンタジー、と思いきや若干SF要素も入ってきました。が基本的には妖精国の騎士とかと同じノリな話だと認識しました。ただの王国の跡取り争いをやるんだろうと思っていたら、魔王とか救世主とか話が広がってびっくりです。さすがこの時代の人たちです。
by mizuao | 2009-10-11 17:33 | 漫画
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